grepコマンドとは
grepコマンドとは、あるファイル中の文字列に対して正規表現を利用して検索し表示することができるコマンドです。
基本操作
使い方は以下のようになります。
$ grep 検索正規表現 ファイル名
# 例:cssディレクトリの中から「red」という文字列を検索している
$ grep red css/*
ちなみに複数の条件を設定する場合は「|(パイプ)」で繋ぎます。
$ grep 検索文字列 ファイル名 | grep 検索文字列2
# 例:cssディレクトリの中から「red」と「blue」という文字列を検索している
$ grep 'red' css/* | grep 'blue'
オプション一覧
$ grep オプション 検索正規表現 ファイル名
とすることで、オプションをつけた検索を行うことができます。
オプション | 内容 |
---|---|
-i | 大文字小文字を区別しない |
-E | 拡張正規表現で検索 |
-e | 一致処理に指定した正規表現で検索 |
-v | 一致しないものを検索 |
-n | 検索結果に行番号を表示 |
-l | 検索結果にファイル名のみ表示 |
-h | 検索結果にファイル名を表示しない |
-o | 検索結果に一致した文字を表示 |
-C | 検索結果に一致した箇所から前後に指定した行数を表示 |
-r | ディレクトリ内も検索対象とする |
-L | 検索結果に該当しなかったファイルを表示 |
参考
[grepコマンドの詳細まとめました【Linuxコマンド集】]
(https://eng-entrance.com/linux-command-grep)