以前Ubuntuがやたら重かった時にウィンドウマネージャーをMutterにしたら直ったという話。
ただし根本的な原因はよくわからなかった上に、最近再現しようと思ってもできなくなっていた。
重かった時の状況
PC:Optiplex990(SSF)
OS:Ubuntu16.04
デスクトップ環境:MATE
CPU:Intel(R) Core(TM) i7-2600
メモリ:4GB
そんなに悪くないスペックのはずなのにマウスカーソルがカクつくぐらい重たかった。
結論に至るでの過程
システムモニターを開いてみると、プロセスを見る限りではメモリが大量に使っていたりCPUが100%近くになっていたりするプロセスはなかった。
が、リソースタブを開いて見るとCPUの一つのコアだけ100%まで使いこまれていた。
そのコアの使用率が下がったと思ったら、入れ替わるように別のコアの使用率が100%近くになる。
再度プロセスタブを確認すると、Xorgの使用率が13%になっていた。100%/8≒13%なので、どうもこれが怪しい。
Xorgについて調べてみると、どうもウィンドウマネージャーが関係するプロセスらしい。
ウィンドウマネージャーはMATE Tweakというアプリのウィンドウで設定ができる。
デフォルトでは「Macro (Compton GPU コンポジット)」だかになっていたはず。
調べてみると「Macro (コンポジットなし)」にすると軽くなるよ、という話も有ったが、私の環境ではそれにしても効果が無かった。
MutterというウィンドウマネージャーにするとXorgの挙動が落ち着いてPCが軽くなった。