Windows版のKiCadのPCBエディタから3Dビューアを起動しようとするとき、
https://www.kicad.org/discover/3dviewer/
サポートされていないOpenGLのバージョンです。最低限必要なバージョンは1.5です。
You OpenGL version is not supported. Minimum required is 1.5.
のメッセージが出て、動作しない場合があります。これはIntelが古いCPUなどのデバイスドライバのOpenGL対応を放棄しているのが原因です。OpenGLの別の実装であるMesa3Dを使うと、OpenGLの版数を新しいものにすることができます。
ガーバー ビューアではつぎの警告が発せられる事があります。
Information
Could not use OpenGL, falling bck to software rendering
OpenGL 2.1 r higher is required!
https://fdossena.com/?p=mesa/index.frag
から
MesaForWindows-x64-20.1.8.7z をダウンロードしてきて、中にある
opengl32.dll
をKiCadのbinフォルダにコピーして、KiCadを再起動すれば動かすことができます。
なお、設定でシンボル エディタ、回路図エディタ、フットプリントエディタ、PCBエディタ、ガバナ ビューアー、図形シート エディタなどの3Dビューア以外の表示オプションのレタリングエンジンはすべて代替グラフィクスに設定変更しておかないとすべてのレタリングを上記が計算するので作画が非常に遅くなる。
参考にした情報
https://forum.kicad.info/t/kicad-5-1-9-1-working-with-virtualbox-vm-windows-7/28444