条件分岐のシンプルな考え方
今回は、条件分岐について取り上げます。
条件分岐でよく落ちる穴を紹介し、その回避策を提示できたらと思います。
条件分岐の中に条件分岐をいれすぎない。
(つまり、ネストしすぎない)
コマンド作成の全体像・ゴール感を書き出しておく
(どんな操作ができるようになるのか。フローチャート図を作成しておくと伝わりやすいです。)
同じようなスキル感の人が見ても、改修できるようなコマンド作成・入力をしていく。
(可読性を考慮する)
イメージ図
ここからはイメージ図を用い、説明を補足していきます。
【悪い例】
一見、条件分岐としては正常に動きそうに見えますが、エラーが出た時に原因特定するのが難しいです。
条件分岐1でたくさんのコマンドが書いてあり、条件分岐2でエラーが起きた時
作成した直後はデバック(検証)しながら行なっているので、原因はわかるかもしれませんが
実運用時や他の人が見た時に、どの条件でエラーが起きたかを特定するのに煩雑な状態です。
この場合は条件分岐の内容を確認するのは4箇所ですね。
【良い例】
一方、こちらの方法は正の処理だったら処理を進めて、
偽の処理だったら、処理を終了(もしくは、メール通知やダイアログ画面表示)をするという
終了条件を明確にしておき、条件判断の進み方を見えやすくできます。
この場合は条件分岐の内容を確認するのは2箇所ですね。