RPAツールとの上手い業務分担
DX推進の一環で、RPAツールを使用する機会が増えています。
RPAツールでは他アプリケーションとの操作切り替えをし、連続した操作ができる。
Excel操作を代替して操作してくれるなどあります。
いざ、RPAツールを使ってスクリプト開発をすると。。。全てRPAで完結させようとして躓いてしまうというのを良く見かけます。
例:データ加工時のクロス集計、文字列の整形など
そんな時は、Excelアプリケーションで操作過程を見やすくさせましょう。
ファイルがある間処理をしたい。指定フォルダ内のファイル名を取得しわかりやすくしたい
この処理はRPAツールによってはRPAツール内で完結することもできますが
Excelを活用することもできます。
事前準備:データ加工用のExcelを作成保存しておく。
1.取得したファイルパス&ファイル名を変数取得
2.データ加工用のExcelへ格納して変数の中身を貼り付けていく。
3.Excel機能の区切り位置で¥マークで区切る
4.ファイル名だけデータが入っている一番右の列に残ります。
※一度設定すると設定したシート内で追加貼り付けする際も設定内容が保持されます
その後にRPAで処理をするという流れだと、安定的に実行ができます。
【RPAのコマンド例】
Excelファイルを開く
>繰り返し開始コマンド
(条件が同時に入れられるのであれば同時に入れる)
条件はファイル名の入っている列内にデータがある間、処理を繰り返す。
Excelセルコピー
対象の貼り付け先を選択
・・・
>繰り返し終了