Salesforceプラットフォーム上で外部公開ができる=SalesforceにログインのないWEBページをホスティングして、エンドユーザに閲覧(フォーム入力とか)させたい場合があるかと思います。
そんな場合、下記2通りの方法がある。
※Salesforceプラットフォーム上でサイトホスティングできないんじゃね?(できなくなったという噂聞いていた)という認識だったのですが、いろいろ調べたらできるっぽいというのが判明。下記2通りの方法があるがClassic,Lightningで使えるやつと使えないやつがあるらしい。。。なので、個人的メモとして残す)
・Site.comを使う(Lightningで使えず、Classicでしか使えない)
・Force.comサイトを使う(Lightning、Classicでも使えるっぽい)
それぞれの場合のメリット・デメリットは下記。
##Site.comを使う
###Site.com is なに?
いわゆるSalesforceの外部公開WEBページのためのCMS機能。
###メリット
↑のような画面からドラッグ・アンド・ドロップで外部公開できるWEBページが作成できる
ドラッグ・アンド・ドロップでWEBページ作成が可能。主にマーケッター向け。
###デメリット
・VisualforceやApexでのカスタマイズしにくい(エンジニア向けではない。
・Lightningでは使えない(Lightning移行する可能性あるなら使いにくい
・Salesforceの組織上で、2ユーザまでしか本機能を使うことができないっぽい
・その他、負荷(ページビューや、データの帯域)に対する制限どこまであるかよくわらかない
##Force.comサイトを使う
###Force.comサイト is なに?
高度にカスタマイズされた外部公開の可能なWEBページを作成できる。
VisualforceやApexでカスタマイズできる。嬉しい。
###メリット
・VisualforceやApexによる高度なカスタマイズ可能
・Classic,Lightningのどちらでも使用可能(今のところ)
・Salesforceプロファイルであれば、ユーザ数の制限なく利用できる(Salesforceプロファイルがいくつかによるが)
・負荷に対する制限がある程度、公開されており、やりやすい
###デメリット
・エンジニアじゃないと追加要件実装できない
・トラフィックが一定以上ある仕様のWEBページだと、利用するのは難しい
→月間ページビューが50万以内じゃないとサイト落ちる。なお、3ヶ月間での累積値で判定するらしい。累積で超えそうな場合は、Salesforceから通知がいくらしい。通知を受けて、ページビューの容量を増やしたい場合は+アルファのお金を払うことで、増やすこと可能。
→データ転送の帯域幅が1WEBページあたり、40GB超えると、WEBページ表示に対する信頼性が落ちる設計らしい(?)
#まとめ
それほどトラフィックないWEBページをSalesforce上にホスティングしたい場合は、Force.comサイトを使う。
Classic限定でも良いから、簡単なコンテンツだけエンドユーザに表示させたいね〜という場合には、Site.com使う。