Hyper-Vの固定IPアドレス設定手順
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仮想スイッチの作成
Hyper-Vマネージャーで「内部」タイプの新しい仮想スイッチを作成し、NAT-Internet
という名前を付けます。 -
ゲストOSのネットワーク設定
ゲストOSの設定を開き、ネットワークアダプターでNAT-Internet
仮想スイッチを選択します。 -
ホストOSのIPアドレス設定
コントロールパネルから「ネットワークと共有センター」を開き、NAT-Internet
に対応するアダプターのプロパティでTCP/IPv4を選択し、「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れて、IPアドレスに172.16.0.1
、サブネットマスクに255.255.255.0
を設定します。 -
NATネットワークの構成
管理者権限でPowerShellを開き、以下のコマンドを実行します。New-NetNat -Name "NAT-Internet" -InternalIPInterfaceAddressPrefix 172.16.0.0/24
コマンド実行後、以下のような出力が得られることを確認します。
Name : NAT-Internet InternalIPInterfaceAddressPrefix : 172.16.0.0/24 Store : Local Active : True
これは、NATが正常に作成され、アクティブになっていることを示します。
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NATの設定確認
正しく設定されたかを確認するために、次のコマンドを実行します。Get-NetNat
これにより、作成したNATインスタンスの情報が表示されます。出力はステップ4で確認したものと同じです。
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ゲストOSのIPアドレス設定
ゲストOSにもホストOSと同様のIPアドレス設定を行い、ホストOSからのSSH接続と外部ネットワークへのアクセスを可能にします。