Bitnamiを利用することで、Webアプリケーションの運用が容易になります。特に、SSL証明書を管理することは、Webサイトのセキュリティを保つ上で重要です。このドキュメントでは、BitnamiにおけるSSL証明書の更新方法について説明します。
前提条件
- BitnamiでホストされているWordPressインスタンスにアクセスできること
- ターミナルまたはSSHクライアントを利用してサーバーにアクセスできること
手順
1. bncertツールの確認
まず、サーバーにbncert
ツールがインストールされていることを確認します。大抵の場合、bncert
ツールはインストールされています。
sudo /opt/bitnami/bncert-tool
2. bncert ツールの実行
次に、以下のコマンドを入力してbncert
ツールを実行します。
sudo /opt/bitnami/bncert-tool
実行すると、domain list []:
と表示されます。この後ろに、ドメイン名を入力します。例として、プライマリドメイン名がexample.com
、代替ドメイン名がwww.example.com
の場合を考えます。以下のように入力してください。
domain list []: example.com www.example.com
3. リダイレクトの設定
bncert
ツールは、ウェブサイトのリダイレクトの設定方法を尋ねます。使用できるオプションは表示されるので、適切なオプションを選択してください。
4. 変更の確認
これから実行される変更が一覧表示されます。変更内容を確認し、Y
と入力し、Enter
を押して確認し、続行します。
5. メールアドレスの入力
Let's Encrypt 証明書に関連付けるメールアドレスを入力し、Enter
を押します。例えば、you@example.com
と入力します。
Email address []: you@example.com
6. Let's Encryptサブスクライバー合意書の確認
Let's Encrypt サブスクライバー合意書を確認し、Y
と入力し、Enter
を押して契約に同意し、続行します。
以上で、BitnamiでSSL証明書の更新方法に関する手順は完了です。これらの手順に従って、SSL証明書の更新を行うことができます。また、Bitnamiの公式ドキュメントも参照して、さらに詳しい情報を確認することができます。