UbuntuからNTFSフォーマットされた外付けHDDをマウントする方法です。
以下にその手順を説明します。
必要なパッケージのインストール
UbuntuでNTFSファイルシステムをサポートするためには、ntfs-3g
パッケージが必要です。このパッケージは、NTFSパーティションの読み書きを可能にするものです。まずは、このパッケージがインストールされているかを確認し、インストールされていなければインストールします。
sudo apt-get update
sudo apt-get install ntfs-3g
外付けHDDのマウント
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デバイスの識別:
まず、接続されている外付けHDDのデバイスファイルを確認します。lsblk
コマンドを使用して、接続されているデバイスの一覧を表示できます。lsblk
このコマンドの出力から、外付けHDDが例えば
/dev/sdb1
として識別されていることを確認します。 -
マウントポイントの作成:
マウントする前に、マウントポイントとなるディレクトリを作成します。sudo mkdir /media/external
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マウントの実行:
以下のコマンドを使用して、NTFSフォーマットされた外付けHDDをマウントします。sudo mount -t ntfs-3g /dev/sdb1 /media/external
ここで、
/dev/sdb1
は外付けHDDのデバイスファイル、/media/external
は作成したマウントポイントです。
自動マウントの設定
毎回コマンドを実行してマウントするのではなく、システム起動時に自動でマウントさせたい場合は、/etc/fstab
ファイルにエントリを追加します。
sudo nano /etc/fstab
以下のような行をファイルに追加します:
/dev/sdb1 /media/external ntfs-3g defaults 0 0
これで設定が完了し、Ubuntu上でNTFSフォーマットの外付けHDDを使用する準備が整います。データの交換やバックアップなどに利用できます。