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Linuxの権限についての知識復習と備忘録

Last updated at Posted at 2025-01-11

Linuxのファイル権限とls -lコマンドの見方

ファイルやディレクトリの権限

  • 全てのファイルやディレクトリには所有者グループごとにアクセス権が割り当てられています。
  • Linuxのコマンドではls -lを入力することで権限の確認が可能です。
-rwxrw-r--

権限の見方(例: -rwxrw-r--

  • 3つずつがひとかたまりとなって表示されています。

  • 一番左端の1文字はファイルの種類を表します。

    • - : 通常のファイル
    • d : ディレクトリ
  • 左から順に**「オーナー」**, 「グループ」, **「その他」**の権限を意味します。

    区分 権限 説明
    オーナー rwx 読み込み・書き込み・実行可能
    グループ rw- 読み込み・書き込み可能
    その他 r-- 読み込みのみ可能
  • 各権限の記号の意味:

    • r : 読み取り可能 (Read)
    • w : 書き込み可能 (Write)
    • x : 実行可能 (Execute)
    • - : 権限なし

権限と数値の対応表

権限は数値(8進数)で表すことができます。

記号 数値 説明
--- 0 権限なし
--x 1 実行のみ可能
-w- 2 書き込みのみ可能
-wx 3 書き込み・実行可能
r-- 4 読み込みのみ可能
r-x 5 読み込み・実行可能
rw- 6 読み込み・書き込み可能
rwx 7 読み込み・書き込み・実行可能

例:
-rwxrw-r--オーナー: 7, グループ: 6, その他: 4764


権限の変更方法

コマンド形式

chmod [オプション] [アクセス権] [ファイル名]

アクセス権の指定方法

  • 記号で指定:

    chmod -rw-rw-r-- ファイル名
    
  • 数値で指定:

    chmod 664 ファイル名
    

数値指定のメリット

数値で指定した方がシンプルで効率的なので、記号と数値の対応関係は覚えておくと便利!


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