こんにちは。この記事では、僕がエンジニアになるまでに実際にやったことを、リアルに振り返って書いてみたいと思います。
僕は現在26歳で、スタートアップの受託開発企業でエンジニアとして働いて半年が経ちました。
1年前の2024年5月までは、パソコンすら持っていなかったところからのスタートでした。
そんな僕でも今、PythonでAPI開発をしたり、AWSやSQLを扱ったり、LLMに興味を持ちながら日々技術を学んでいます。
この1年、どんな風に学び、成長してきたのかを書いてみました。
✅ エンジニアになる前、何をしていた?
大学卒業後は、建築資材を扱う商社で営業として2年間働いていました。退職後はフィリピン留学に行っていて、あるIT企業のCTOと出会ったことが大きな転機でした。
帰国後、本格的にエンジニアを目指して勉強を開始。
CTOには月1ペースで面倒を見てもらいながら、独学&就活を進めていきました。
✅ エンジニアになるまでにやったこと
まず最初に手を出したのが、Progateです。
そこから「Railsチュートリアル」を2周して、自分のポートフォリオとしてマッチングアプリを開発しました。
初めはRubyのの技術理解を深めるために、輪読会を開催(毎週月曜21時、通称“月9の裏番組”)し、1章ずつレジュメを作って発表しながら進めました。
ポートフォリオ作成の中で「詰まったエラーがどうしても解決できない」という壁にもぶつかりました。
書籍やネットだけではわからなかったので、オフラインの勉強会に参加。
今思えば簡単なエラーだったかもしれませんが、当時の自分にとっては大きな経験でした。
休日は7〜8時間、仕事の合間も可能な限り勉強。
1人で黙々とやるだけでなく、他の人と勉強内容を共有することも意識していました。
✅ エンジニアになってからの学び
今はPythonを使ったAPI開発が主な業務です。
一番苦労したのはGitHubの使い方。個人開発の時と違い、チームでは「ミスできない」プレッシャーがあり、かなり慎重に扱うようになりました。
最近は、AWSやSQL、生成AI(LLM)などにも興味を持って勉強しています。
読んだ本はこんな感じです:
-
Webを支える技術
-
ソフトウェアアーキテクチャの基礎
-
プリンシパル オブ プログラミング
-
プログラムはなぜ動くのか
-
Effective Python
などなど...
加えて、FastAPIのハンズオン動画を購入し、実際に手を動かして学ぶようにしています。
✅ 勉強していて思ったこと
わかることが増えてくると、勉強がどんどん楽しくなってきます。
最初は何もわからなくて不安だし、全部が難しく見えるけど、やっていくうちにだんだん興味が湧いてきます。
詰まったら、「環境を変える」のが個人的にはおすすめ。
例えば、
-
オフライン勉強会に参加して他のエンジニアと話す
-
書籍に飽きたら競技プログラミングをやってみる
とにかく「気張らず、続ける」ことが大事だと思います。
✅ エンジニアになって得たこと
エンジニアという職業は、技術力だけじゃなくて「仕事の仕方」も学べる職種だと感じています。
-
タスクを細分化し、小さな単位で進めていく
-
進捗を聞かれる前に自分から報告する(Slackなどで一方的にでもOK)
-
質問する時はYes/Noで答えやすいように設計する
-
スタンプだけで返事できるようにする
こういう工夫を積み重ねることで、チームでの開発がうまく回っていくことを学びました。
また、他人の意見を尊重する姿勢や、別のコミュニティでアウトプットする習慣も身につきました。
何度もエラーに出会って、それをひとつひとつ解決することの積み重ねが、力になっていると実感しています。
✅ おすすめの勉強法
インプットとアウトプットのバランスがとにかく大事。
どちらかに偏ると伸びにくいです。理解したらすぐに誰かに話す、ブログに書く、Xでつぶやくなど、どんな形でもアウトプットしましょう。
「Webを支える技術」のような構造的な知識は、もっと早く読んでおけば良かったなと後悔しています。仕組みがわかることで、エラー対応の引き出しも増えます。
✅ 習慣にしていてよかったこと
X(旧Twitter)で日々の勉強状況や、読んだ本、悩んだことを投稿するようにしています。
これが結果的に、良い振り返りになっていますし、アウトプットのハードルを下げてくれます。
たまに共感してくれる人や、アドバイスをくれる人がいるのも嬉しいですね。
✅ 最後に:1年前の自分へ
この1年で、本当にたくさんのことができるようになったと思います。
でもそれは、特別な能力があったからじゃなくて、続けてこれたからです。
焦らず、少しずつでも続けていれば、技術は必ず身につく。環境や人の力を借りるのも恥ずかしいことじゃない。
これからもエンジニアとしての道を進んでいきます。この記事が、誰かの一歩目を後押しできたら嬉しいです。
ありがとうございました!