<%= link_to image_tag("rails.svg", alt: "Rails logo", width: "200px"),
"https://rubyonrails.org/" %>
image_tagヘルパーを使っているので、Railsは該当する画像ファイルを、アセットパイプラインを通してapp/assets/images/ディレクトリの中から探してくれます。
次のディレクトリは、
app/assets/stylesheets/
Asset Pipeline(5.2)の一部であり、このディレクトリに置かれたスタイルシートはapplication.cssの一部としてWebサイトのレイアウトに読み込まれます。
さらに、ファイル名のcustom.scssには.scssという拡張子も含まれています。この拡張子は「Sass(Sassy CSS)」と呼ばれるCSSを拡張した言語で、アセットパイプラインはこのファイルの拡張子を見て、Sassを処理できるようにしています(Sassは5.2.2まで登場しませんが、bootstrap-sass gemが動作するためのおまじないとして必要です)。
Sassとアセットパイプライン
最近のRailsに追加された機能の中で最も特筆すべき機能の1つは、CSS、JavaScript、画像などの静的コンテンツの生産性と管理を大幅に強化する「アセットパイプライン(Asset Pipeline)」です。アセットパイプラインは、Webpack(Webpackは、JavaScriptのアセットをまとめるためのアセットバンドラーです)や、Yarn(JavaScriptの依存関係マネージャ、 1.2.2で前述)のどちらともうまく動きます。WebpackもYarnもRailsではデフォルトでサポートされています。このセクションでは、アセットパイプラインの概要と、素晴らしいCSS生成ツールである「Sass」の使い方について説明します。