ClangFormat-XcodeでObjective-Cのコードを整形してみた

コード整形ツールClangFormat-Xcodeを使って、Objective-Cのコードを整形します。

ClangFormat-Xcodeのインストールには、Xcode5向けのパッケージマネージャであるAlcatrazを利用します。

Alcatraz インストール

ターミナルで以下を入力するとAlcatrazがインストールされます。

 curl -fsSL https://raw.github.com/supermarin/Alcatraz/master/Scripts/install.sh | sh

Xcodeを再起動すると、メニューバーの"Window"項目の中に、"Package Manager"が追加されています。

クリックするとPackage Managerが立ち上がります。

ClangFormat インストール

"ClangFormat"で検索すると、ClangFormatが表示されるので、左のレゴブロックのアイコンをクリック。

メニューバーの"Edit"項目に"Clang Format"が追加されるので、選択して"Format 〜"をクリックすると整形できます。

フォーマットのカスタマイズ

カスタマイズをしたい場合は、プロジェクトのルートディレクトリに.clang-formatを作成し、Clang-Format Style Optionsの記法に従って入力します。
例えば以下のようになります。

.clang-format

BasedOnStyle: Google
IndentWidth: 4
UseTab:	Never
BreakBeforeBraces: Linux
AllowShortFunctionsOnASingleLine: false
AllowShortIfStatementsOnASingleLine: false

カスタマイズしたフォーマットは、"Edit"→"Clang Fomat"→"File"を選択すると適用され、"Format 〜"をクリックすると整形されます。

"Enable Format on Save"をクリックすると、セーブするたびに整形されます。