はじめに
エンジニア歴4年目です。
AWSに興味はありつつも、業務で扱うことはなかったのできちんと勉強したことはありませんでした。
このたびAWSの現場に入り、デプロイ担当となったため「勉強しないとまずいかも…」と思い、Codeシリーズが登場するDVAから始めました。
(本当はCLF→SAAのステップを踏みたかったですが、そんな時間もなく…)
今年はAWSアソシエイト3冠するぞと意気込んだものの、来月からAWSの現場ではなくなるのでしばらくはお預けかもしれません。
今回学んだ効率的な方法を次に活かすために備忘録として書きます。
結果
755点でした(720点以上で合格)
初めてのAWS認定試験でしたが、一発で合格できました。
学習期間
2023/12/26〜2024/3/16の約3ヶ月、約100hです。
転職活動したり個人開発もしたり、集中しないと無理だと思って本腰を入れたのは2月からでした。
集中して学習する時間が取れるなら1ヶ月くらいで合格するのは可能と思いました。
(びびって試験予約が遅くなってしまったのですが、2月下旬に受けていても問題なさそうでした)
学習方法
①CloudTech
AWSの学習方法といえばUdemyの問題集を解くというイメージでしたが、改めて調べてみるとCloudTechがいいと多く見かけたので、キャンペーン期間中に永久ライセンスを購入しました。
DVAの問題は計264問。1問あたり3〜5周はしました。
Ping-tのような感じかなと思いましたが、前回の正答は記録されず、間違った問題のみを繰り返し解くというようなことはできませんでした(Excelで正答を管理していました)。
問題の内容や解説はよかったです。
動画を見たり、ハンズオンもいくつか行いました。
(イメージのしにくかったLambdaやCloudFormationなど触れば覚えるかなと思いましたが、たった1回では次の日には忘れてしまいました…)
②ポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応]
①は問題集なので、それとは別に事前知識を身につけるため・暗記するための読み物が必要と感じました。
DVAで対策本はこれくらいしかないので迷わず購入しました。
結局1周しかできませんでした。
問題集はピンポイントな内容の一問一答形式が多く、実際の試験の問題とは異なりました。
特にこの本は買わなくても問題なかったと思います。
③公式の問題集・動画(無料)
もちろん試験ガイドは最初に読みました。
サンプル問題、模擬試験があり、模擬試験は3周して正答率65〜70%でした。
公式の動画は、はじめCLFの動画を見て合わず、あまり期待していませんでした(全部見切れず途中でやめた)
DVAのデジタルトレーニングの動画は試験一週間前に見たのですが、要点がよくまとまっており、パワーポイントだけでもとても分かりやすかったです。
最初に要点を掴むのと、最後の確認として2回見るのがおすすめと思いました。
効率的な方法
①自分用のノートを作成する
よく出る箇所をまとめた本が売っているならよいのですが、ないので問題集を解く中で、よく出るもの、暗記すべきもの、間違えたものをメモりました(Qiitaの下書きに書いていました)。
CloudTechの解説はコピペできなくて手打ちする必要があり、その過程でも覚えることができました。
通勤中に読み返して知識を定着させていました。
②とにかく集中する
10問ずつではなくある程度まとめて解くのがよいです。
休日に60問とかまとめて解いて、要点をメモしていました。
個人開発をしているとそれに時間を使って、DVAの問題を解く時間が取れないということが多々あったので、DVA以外はやらないと決めました。
初見の問題を通勤中に10問ずつ解くのは、あまり効果的ではありませんでした。ノートを見て暗記したり、ある程度覚えてから3周目くらいを解くならよかったです。
③同じ問題を繰り返し解く
CloudTechでは同じ問題を繰り返し解くのをおすすめしていました。
10問解いたらその後すぐにまた同じ10問を解くという形です。
回答を覚えてしまうので意味ないと思いましたし、初見の問題がボロボロだったので不安でした。
実際同じ問題も出るし、慣れることが重要なので良い方法だと実感しました。
試験当日
朝が弱い私はいつも15時を選びます。
午前中2時間ほど動画を見たり、問題集を解いたり、会場に向かう電車の中でノートを見返していました。
いつも小さい画面で問題を見ていたのですが、試験会場のデスクトップが大きく、設問を読むのに目を動かさなければならないのが大変でした。
設問は問題集よりも若干長く感じました。
全く知らない問題が最初2問くらい出たので焦りましたが(後でSAAも解いてみたらSAAに近い内容でした。得点対象外の問題かもしれませんが)、その後は見たことあるような内容でした。
全く見たことないのが1割、見たことある問題が2割、問題集の類似問題がその他という感じですかね。
2つ選ぶ問題は思ったより少なくて助かりました。
あとは、あまり問題集には出てこず対策してこなかったコンテナ系、ストレージ系(S3以外)が意外に出た印象でした。
試験会場はどこも同じような感じですが、騒音が気になりました(隣の機械音、自分のクリック音、誰かのキーボード?電卓?の音、外の車の音)
ヘッドホンをしていましたが、途中頭痛がひどくなり外しました(薬飲まないとダメかと思いきや、ヘッドホンが原因でした。耳栓もらえばよかったです)
40分くらい時間が余り、フラグをつけていた問題を見返しました。
20分くらい時間を残して試験終了しました。
他の試験はいつもその場で結果が出るのですがAWSは出ず、3時間後にメールで来ました。
1回落ちても再試験無料キャンペーンを利用しましたが、受けるだけでもかなりのエネルギーを使うので一発合格できてよかったです。
総評
結局最初の目的であったCodeシリーズを扱う上で知っておくべきことを知りたいというのは、現場においてほとんど発生せず、試験においてもLambdaとかCloudFormationとかDynamoDBとかが多かったです。
とはいえ、DVAの問題は実際の開発現場で起こるような事象、開発手法、対処方法が問われるので、そのような経験を疑似体験できるような楽しさがありました。
リーダーたちが話すAWSについての話が少し分かるようになりました。
現在AWSの現場ではなくても勉強になる部分はあると思うし、次AWSの現場に入りたいという気持ちがあるなら足掛かりとして勉強するのは良いと思いました。
設計や運用も気になるのでSAA、SOAもいつか挑戦してみたいです。