やったこと
- 2022/08/09 時点の情報
- ローカルのマシン（M2 MacBook Pro）に、ARM版インストーラを用いてOpenShift Localをインストールした
- Podmanのランタイムは動くが、OpenShiftはセットアップ未対応だった
OpenShift Local
- OpenShift LocalはOpenShift Container Platform 4（OCP4） + Podmanの実行ランタイムを提供する
- あくまで開発とテストの目的でのみ使用できる
- 以前、Code Ready Container（CRC）を動かしたけど、あれの後継と思われる
通常のOCPと異なるところ
- ほぼ、CRCの時と同じと思われる
ハードウェアの要件
なるほど、M1はサポートされないと。まぁ、PodmanでMinikubeは動いた訳だからいいとこまで行けないかな？
- OpenShift Localは、AMD64 および Intel 64でのみサポートされてる
- Red Hat OpenShift Local は、ARM ベースの M1 アーキテクチャをサポートしていない
- 物理 CPU コア 4 個
- 空きメモリー 9 GB
- ストレージ領域の 35 GB
- macOSでは macOS 11 Big Sur 以降が必要
インストール（１回目）
Hybrid Cloud ConsoleからARM版のOpenShift Localをダウンロードしてインストール。
（ん？ARM版あるんじゃん。）
以下のとおりインストールを進めたものの、どうも普通にインストールするだけだとPodmanのランタイムしか導入されないみたい。
crc config set presetでopenshiftに切り替える必要がありそう。
% crc setup
# ...snip...
Would you like to contribute anonymous usage statistics? [y/N]: <ENTER>
# ...snip...
Your system is correctly setup for using CRC. Use 'crc start' to start the instance
% crc start
# ...snip...
podman runtime is now running.
Use the 'podman' command line interface:
$ eval $(crc podman-env)
$ podman COMMAND
% crc status
CRC VM: Running
OpenShift:
Podman: 4.1.0
Disk Usage: 1.827GB of 32.74GB (Inside the CRC VM)
Cache Usage: 34.25GB
Cache Directory: /Users/1ksen/.crc/cache
presetの切り替えを調査
大元のcrc.devのハードウェアの要件に違うことが書いてあった。
どうも、ARM版のインストーラはあるにはあるけど、PodmanのPresetしか選択できないみたい。つらたん。
- CRC is supported on AMD64 and Intel 64 processor architectures.
- The Podman container runtime preset is supported on the ARM-based M1 architecture.
- The OpenShift Container Platform preset is not supported on the M1 architecture.
確かに、presetっていうKEYがARM版のインストーラーには存在していない模様。
% crc config set preset openshift
Configuration property 'preset' does not exist
結論
- 2022/08/09 時点ではPodmanはM1/M2で動くけど、OpenShiftは動かない。
- （それなら、
brew podmanだけでいいやんけ・・・） - また、どこかでやろ。