QMK Firmwareのコンパイル方法が変わっている件について

本記事

Ergodox EZをはじめとするキーボードのファームウェアをQMK Firewareを使っている人を対象に、コンパイル方法が変わっているので、それを解説します。

コンパイル

従来では以下の方法でした。

1. 自分のキーボード設定keyboard.cが入ったディレクトリ(kekeなど)を用意する。
2. そのqmk_firmware/ergodox_ez/keymapsディレクトリに移動
3. make keke

のような手順だったと思います。

しかし、現在では

1. 一緒
2. トップディレクトリ(qmk/firmware直下)でmakeをする

に変わっています。

ここで注意する点が

従来(qmk_firmware/[対象キーボード]/keymaps)

make [キーマップ]

でしたが

現在(qmk_firmware直下)

make [キーボード名]:[キーマップ]:[ターゲット]

に変更されています。

自分の場合は

例

make cospad:keke:all

になります。

出力は.build/keke.hexです。