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Sipeed Lichee Zeroをネットに繋ぐ

Last updated at Posted at 2020-03-09

インターネットに繋ぎたい

このデバイス中のOSはDebianベースのようでaptコマンドも入っていた。なのでインターネットに接続してアップデートしたい。

ただこのデバイスデフォルトの状態だとイーサーネットもwifiも無いのでネットには繋げられない。
繋げる方法として考えられるのがUSBの仮想イーサーネットをLinuxのPC使ってブリッジするかUSBのwifiドングルを使うのか二通り。

ブリッジでの方法は最初wifiが上手く繋がらなかったので1回やったが非常に面倒くさかった。

wifiドングル

Linuxでドライバが当たりやすい事で有名な2種類を試してみた。
左がバッファローのWLI-UC-GNM
右がPLANEXのGW-USNANO2A
image.png
結果としてWLI-UC-GNMはネットワークデバイスとして認識しませんでしたがGW-USNANO2Aはwlan0として認識しました。
image.png

USBにドングルを繋ぐとUSBから給電できないので5Vをピンヘッダから給電して動かす。
image.png

wifiの設定

wifi設定ファイルの作成・追記

ドングルが認識されているのでwifiの設定をします。
まず次のコマンドでwifiの設定の雛形を生成
root@LicheePi:~# wpa_passphrase "Your_SSID" Your_passwd
おそらくこういう感じで出力されているはず。
セキュリティ上、生のパスワードは削除しておいた方がいいかも。(#の部分)
network={
ssid="${your ssid}"
#psk="${your password}"
psk=${key}
}

上記のコマンドで出力された内容を、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confに追記、無ければ作成します。
root@LicheePi:~# vim /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

新規作成した場合は下記の内容をファイルの先頭に書き込んでその後に設定を書き込む。
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
country=JP

wifi設定ファイルを登録

root@LicheePi:~# vim /etc/network/interfaces
この行を追加
auto wlan0
iface wlan0 inet dhcp
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

※wlan0の個所は環境によって変わるかもしれないのでその場合は変更

その後再起動すると繋がった
image.png

ここまで来たらapt updatteでアップデート出来る。

あとついでだがこのデバイスのOSデフォルトだとタイムゾーンが香港になっていた。
そのままでは何かと不便なので日本時間に変更する
```root@LicheePi:~# ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
このコマンドを打つと即座にタイムゾーンが切り替わる。

続き

Sipeed Lichee ZeroでLチカとか(GPIO操作)

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