はじめに
IT初心者な私が研修で学んだことを記録するための備忘録です。主に自分のためのものなので読みづらい、わかりにくいところがあればご容赦を。
Eclipseでの新規プロジェクト作成方法
新規プロジェクト
→プロジェクト名を記入し、JRE(Javaのバージョン)を選択
→「プロジェクト」を右クリックしてクラスを決定
※クラス名の最初の一文字は大文字固定
かつ、続く単語も一文字目は大文字
例)Main
StudyMain
ファイル名は(クラス名).java(.javaが拡張子)となります。
public class Main{
public static void main(String[] args){
}
}
「public static void main(String[] args){」の部分をメインメソッドと呼びます。
また、{}をブロックと呼びます。
{}はセットなので、片方しかない場合はエラーが起きます。
Eclipseの使い方
エディタであるEclipseには、便利な機能がたくさんあります。
一例として、
「Ctrl+S」で上書き保存
「Ctrl+スペース」で予測変換 例)SYSOUT→System.out.println();
「Ctrl+A」で全体指定
「Ctrl+I」で指定した範囲をインデント修正
があります。
特に「Ctrl+A+I」で不足しているブロックの位置がわかりやすくなります。
変数の種類
分類 | 型 | バイト数 |
---|---|---|
整数 | long | 8 |
int | 4 | |
short | 2 | |
byte | 1 | |
小数 | double | 8 |
float | 4 | |
真偽値 | boolean | - |
文字 | char | 2 |
文字列 | String | - |
補足1:
この中でStringだけ参照型と呼ばれます。
なぜならば、StringはStringクラスを呼び出しているからです。
補足2:
charとStringの違いですが、charはシングルクォーテーション(')、Stringはダブルクォーテーション(")で囲みます。また、charは一文字しか扱いません。
実際にはStringを使えば問題ないでしょう。
補足3:
booleanはブーリアンと読みます。
補足4:
変数にはインスタンス変数などもありますが、基本はこれだけです。
宣言・初期化
型 変数名; //変数の宣言
型 変数名 = 代入する値 ; //変数の初期化
public static final 型 変数名 = 初期値 //定数の初期化
=は、右から左に代入するという意味です。
また、同じ変数に再度代入すると古い値は消滅し、
新しい値に置き換わります。
また、定数とは変化しない数のことです。
原則として全て大文字、複数単語を用いる場合は単語の区切りに「_」を用います。
定数にはfinalのみをつけると書く記事や本も多いですが、
実際にはpublic staticをつけた方が絶対にいいです。
式と演算子
式は、オペランド(変数や値)と演算子で成立します。
オペランドの中でも具体的な値をリテラル(直値)と呼びます。
ただ、処理に対してリテラル書きはあまりおすすめできないので、
変数に代入して変数で出力させるなどが望ましいです。
基本的に、変数の種類で記述した通りですが、
long型とfloat型だけ記述が少し違います。
long型:小数点がない数字かつ、末尾がLまたはl
float型:小数点がある数字かつ、末尾がFまたはf
演算子 | 機能 |
---|---|
+ | 加算(文字列の連結にも使う) |
- | 減算 |
* | 乗算 |
/ | 除算 |
% | 剰余(余り) |
= | 右辺を左辺に代入 |
+= | 右辺と左辺を加算して左辺に代入 |
-= | 左辺と右辺を減算して左辺に代入 |
*= | 左辺と右辺を乗算して左辺に代入 |
/= | 左辺と右辺を除算して左辺に代入 |
%= | 左辺と右辺を除算してその余りを左辺に代入 |
++ | 値を1増やす |
-- | 値を1減らす |
補足:a++と++aの違い
a++ = 出力した後に1足す
++a = 1足した後に出力
こういったところがあるので、単独で使う(=他の演算子と混同しない)ことが原則です。
また、小さな型は大きな型に自動的に変換されます。
たとえば、整数と小数の計算は自動的にintからfloatになります。
大きな型から小さな型に変換する場合はキャストといい、以下のように記述します。
(変換先の型名) 式
条件式
演算子 | 意味 |
---|---|
== | 左辺と右辺が等しい |
!= | 左辺と右辺が異なる |
> | 左辺が右辺より大きい |
< | 左辺が右辺より小さい |
>= | 左辺が右辺より大きいか等しい |
<= | 左辺が右辺より小さいか等しい |
&& | かつ(すべての条件がtrue) |
補足1:
文字列の場合は==では比較できない
以下の構文を使う
文字列型の変数.equals(比較相手の文字列)
補足2:
if文は条件に合ったらその処理をしたら抜ける
=複数の条件に合致しても上から順に処理するので
条件に合った最初のもののみ実行する
if文以外の条件分岐
switch構文
switch (条件値){
case 値1:
処理1:
break;
case 値2:
処理2:
break;
……
default:
処理X:
}
繰り返し処理
while構文
while(条件式){
具体的な処理
}
do-while構文
do{
具体的な処理
}while(条件式);
for文 ※10回繰り返す
for(int i = 0 ; i < 10 ; i++ ){
具体的な処理
}
補足:int i の変数名はi以外でもなんでもよい
for文の処理順
①int i = 0
②i < 10
③i++
①→②:trueなら継続→ブロック内の処理→③→②……→②:falseで終了