SoapUIでJava8を利用する
導入
SoapUI 5.3.0(Installer版)で使われているJAVA Verが7のため、
デフォルトではTLSv1.2がDisableとなっている。
引数、環境変数等でTLSv1.2を許可してもいいが今回はJAVA8を利用したいと思う。
インストール
SoapUIのアーキテクチャ x86 か x64か
JAVAのアーキテクチャ x86 か x64か
を統一する
SoapUIx64はLatestReleaseからDLできる
https://www.soapui.org/downloads/latest-release.html
例
JAVAx64を利用する場合SoapUIx64
JAVAx86を利用する場合SoapUIx86
環境
環境変数
JAVAに対し
PATH、JAVA_HOMEを設定
最近のWindows版のインストーラーでは
Pathに対し
C:\ProgramData\Oracle\Java\javapath
が追加されjavaコマンドが動くようになっている
動作環境
%SOAPUI_HOME%..\jreをリネームする
例
C:\Program Files\SmartBear\SoapUI-5.3.0\jre
↓
C:\Program Files\SmartBear\SoapUI-5.3.0\jre~
起動
SoapUIを起動する
SoapUI画面下部のSoapUI logを開き
Used java version: 1.8.0_xxx
の表記が出ていれば成功。
解説
付属のjreが存在しない場合
システムにインストールされているjreを利用する構造を利用したもの。
javaコマンドへパスが通っていれば実行できるようになる。
それっぽいコードがbin\soapui.batに書かれているため参考にした。
問題点
JAVAとSoapUIのアーキテクチャが一致しないと「SoapUI.exe」は動かない。
bin\soapui.batからの実行はアーキテクチャが一致しなくとも動いた。
その他仕様
SoapUI 5.3.0の話。
SoapUI.exe内部でJAVAのx86 x64の差異をチェックしている。
zip版soapui-5.3.0.jar及びlib内のバイナリに関してはx86 x64の差異が無かったため
SoapUIx64 zip版を利用するとjreがx86であろうとx64であろうと実行できる上、
SoapUIx64パッケージがx86のWindows上でも実行可能と思われる。
むしろjre無しzip版はx64と記載しなくてもよいのでは…?
このため
JAVAがすでにインストールされている場合
100MB以上のjre同梱版をDLするより40,50MB程度のzip版を利用することで
従量課金制回線の通信費節約や、低速回線の時短に寄与できるかと思う。