2022/07/31 run.sh 0.7.0 対応
2022/04/09 run.sh 0.6.8 対応

今日は某PVでDJやってたのでDJしてもらいます（圧

環境、使う物

VPS AlmaLinux
Docker
Java OpenJDK buster
JMusicBotJP
https://github.com/Cosgy-Dev/JMusicBot-JP

VPS環境構築

ともあれベースとなるVPSを用意します

ConoHaトップページのログインからコンソールに入りましょう

サーバー追加

今回試験環境なのでVPS割引きっぷは使わず
512MBプランで行きます
切符、サイズは環境に合わせて作ってください
イメージは今回AlmaLinux使います
去年の年末からCentOSの動きが激しかったのでAlmaLinux使って行きます
まあどうせDockerが動けばホストOSは何だっていいんです
パスワードはジェネレータで適当に長いものを入れています
ネームタグもわかりやすい物を
SSH Keyは無い場合は新規作成、既存の物を使う場合はキーを選択します
スタートアップスクリプトはyum upgradeにとどめておきます

#!/bin/bash
yum -q -y makecache
yum -q -y upgrade

reboot

では作成しています

VSCode接続

VSCodeにリモート環境をインストールします
これらをインストールしおきます

Remote Explorerを選択し、SSH Targetに切り替え

を選択し.ssh/configを選択

Hostとユーザ、ポート、SSH鍵を指定して保存します

追加されました

右端の新規Windowを選択

当然LinuxなのでLinuxを選択し

SSHフィンガープリントを許可するか問われるのでContinueします

Docker構築

SSH接続したVSCodeからターミナルを開きます

CentOS向けのインストール方法を参考に
https://docs.docker.com/engine/install/centos/

yum install -y yum-utils
yum-config-manager \
    --add-repo \
    https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo
yum install docker-ce docker-ce-cli containerd.io
curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/1.16.1/docker-compose-`uname -s`-`uname -m` -o /usr/local/bin/docker-compose
chmod +x /usr/local/bin/docker-compose

systemctl enable docker
systemctl start docker

ExtensionからDockerを追加

日本語のJapanese Language Packも必要であれば入れましょう

Dockerfile作成

アプリケーション仕様上
どうしても実行jarファイルと同ディレクトリに設定ファイルを
置いてしまうのでdocker-composeを使ってマウントしています

./Docker/docker-compose.yml

version: '3'
services:
  jmusicbot-jp:
    build: .
    volumes:
      - ./app:/app
    working_dir: /app

./Docker/Dockerfile

FROM openjdk:11-slim-buster

RUN apt update && \
    apt install -y wget && \
    apt clean && \
    rm -rf /var/lib/apt/lists/*

CMD /app/run.sh

./Docker/app/run.sh

#!/bin/sh
VER=0.7.0
CONFVER=0.7.0

if [ ! -e JMusicBot-$VER.jar ]; then
  wget -q https://github.com/Cosgy-Dev/JMusicBot-JP/releases/download/$VER/JMusicBot-$VER.jar
fi

if [ ! -e config.txt ]; then
  wget -q https://github.com/Cosgy-Dev/JMusicBot-JP/releases/download/$CONFVER/config.txt
fi

java -Dnogui=true -jar JMusicBot-$VER.jar

一応パーミッション変更しておきます

chmod 777 app
chmod +x app/run.sh

Docker起動

cd ./Docker
docker-compose up

起動するとトークン取得情報と
読み込むconfigファイルが表示されます

jmusicbot-jp_1  | BOTトークンを入力してください。
jmusicbot-jp_1  | トークンを取得する方法はこちらから:
jmusicbot-jp_1  | https://github.com/jagrosh/MusicBot/wiki/Getting-a-Bot-Token.
jmusicbot-jp_1  | BOTトークン: 
jmusicbot-jp_1  | [08:38:47] [WARN] [Config]: トークンが入力されていません！終了します。
jmusicbot-jp_1  | 
jmusicbot-jp_1  | 設定ファイルの場所: /app/config.txt

ホストには
jarファイル config.txtが落ちてきています

バージョンによってはconfig.txtが提供されていないのでappの中にホストでconfig.txtを落として配置すれば大丈夫です

トークン取得

MusicBotの公式を参考に取得します
https://github.com/jagrosh/MusicBot/wiki/Getting-a-Bot-Token

ApplicationPageリンクがDiscordログインだけだったので以下から
https://discord.com/developers/applications

アイコンを設定します
このは壁紙から拝借

設定保存して

BOTトークンを発行します
ユーザー名を変更して
Public bot / oath2 codeをOFF

Token Copyして
config.txtに貼り付け

New Applicationから

ユーザID取得

公式を参考にします
https://github.com/jagrosh/MusicBot/wiki/Finding-Your-User-ID

Method2が分かりやすいかと思います

ユーザー設定から
Develop modeをONにして
IDをコピー
config.txtに貼り付けします

その他設定

config.txtを設定変更していきます
以下は自由に変更

チャットルームでコマンドを使うため
prefix = "!!"
を設定します

コマンド周りは何か使い勝手いい感じに

  // Music commands
  lyrics = []
  nowplaying = [ np, current, pwd ]
  play = [ p ]
  playlists = [ pl ]
  queue = [ list, q, ls ]
  remove = [ delete, rm ]
  scsearch = []
  search = [ ytsearch, find ]
  shuffle = [ rnd ]
  skip = [ voteskip, s ]

保存したらdocker-compose upします

jmusicbot-jp_1  | [09:34:19] [WARN] [Settings]: サーバー設定を読み込めませんでした(まだ設定がない場合は正常です): java.nio.file.NoSuchFileException: serversettings.json
jmusicbot-jp_1  | [09:34:19] [INFO] [Startup]: /app/config.txt から設定を読み込みました
jmusicbot-jp_1  | [09:34:20] [INFO] [JDA]: Login Successful!
jmusicbot-jp_1  | [09:34:21] [INFO] [WebSocketClient]: Connected to WebSocket
jmusicbot-jp_1  | [09:34:21] [INFO] [JDA]: Finished Loading!
jmusicbot-jp_1  | [09:34:21] [WARN] [MusicBot]: このボットはグループに入っていません！ボットをあなたのグループに追加するには、以下のリンクを使用してください。
jmusicbot-jp_1  | [09:34:21] [WARN] [MusicBot]: https://discord.com/oauth2/authorize?client_id=****************&scope=bot&permissions=******

BOTログイン用URL発行されるのでブラウザで開きます
BOTを入れるサーバーを選択して　はい　認証　私は人間です　と進めます

追加完了！

ボイスチャンネルに接続してチャットルームで
!!play https://www.youtube.com/watch?v=p0V7Hl92uZY
と発言すれば

再生が始まります

これでDJこのはデビューです

Discordから!!shutdownでBotを一度停止し
docker-compose up -dでバックグラウンドで起動しておきます。

っていうかこのはぴば2021の3Dくそ可愛すぎん？（語彙力

このはちゃんにDJやってもらう(Discord ボイスチャットBGMBot)