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クライアントHyper-Vを利用する方法

Last updated at Posted at 2016-01-01

Windows8以降のクライアントOSでは、Windows Server2008以降のサーバOSに搭載されているHyper-Vの機能制限版1であるクライアントHyper-Vを利用できる。
VirtualBoxやVMWare playerなどの無償のソフトを使ってもいいのだが、せっかくなので自分のPCでクライアントHyper-Vを利用できるようにしてみた。

前提条件

対象OS

クライアントHyper-Vを利用するには、ProまたはEnterpriseの以下のOS(64bit)が必要。

  • Windows8
  • Windows8.1
  • Windows10

※自分のPCはもともとWindows7(Home)だったので、Windows10(Home)→Windows10(Pro)にアップグレードした。7→10へのアップグレードやHome→Proへのアップグレード方法はここでは省略。

CPU

その他の条件はシステム情報から確認できる。システム情報を見るには、Cortanaに「msinfo32」を入力する。
右ペインの下のほうを見ると以下の項目があるので、すべて「はい」となっていれば、クライアントHyper-Vを利用が利用できる。

  • Hyper-V - VMモニターモード拡張機能
  • Hyper-V - 第2レベルアドレス変換拡張機能
  • Hyper-V - ファームウェアで仮想化が有効
  • Hyper-V - データ実行防止

Hyper-Vの有効化

クライアントHyper-Vは、「Windowsの機能の有効化または無効化」から有効化できる。
[コントロールパネル] → [プログラム] → [Windowsの機能の有効化または無効化]

Windowsの機能の有効化または無効化」のポップアップが表示されたら、「Hyper-V」のチェックボックスにチェックを入れる。

  • Hyper-V
    • Hyper-V プラットフォーム
    • Hyper-V 管理ツール

あとは、「OK」を選択して再起動すれば、クライアントHyper-Vが利用できるようになる。


  1. ライブマイグレーションやレプリケーション機能が削られている程度で、個人で利用するには十分な機能が提供されている。 

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