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VS Code 1.43 の新機能 - ミニマップの縮尺や背景色の設定変更

Last updated at Posted at 2021-06-17

ミニマップの縮尺設定変更

設定 Editor > minimap: size を使用してミニマップの縮尺設定を変更できるようになった。設定値は以下のとおり。

  • proportional(デフォルト値)
    • エディタの行数に関係なく固定の縮尺でミニマップを表示する。エディタの行数がミニマップのサイズを超える場合はミニマップがスクロールする。
  • fill
    • ミニマップのサイズは固定(スクロールしない)。縮尺はエディタの行数によって可変し、エディタの行数が少ない場合はミニマップ表示は適度に間引かれる。
  • fit
    • ミニマップのサイズは固定(スクロールしない)。縮尺はエディタの行数によって可変するがエディタの行数が少ない場合でもミニマップ表示は間引かれない。

ログファイルなどの行数の長いファイルを眺めるときに、位置に当たりをつけてジャンプして見たいときにいちいちミニマップをスクロールするのが大変だったので、そんな時にすごく便利になった。

ミニマップの背景色設定

ミニマップの背景色をカスタマイズできるようになり、さらに透明度(アルファチャンネル)も指定できる。つまりミニマップの背景を透明化できるようになった。
なお設定は設定画面からではなくsettings.jsonファイルの直接編集で行う(設定画面右上の設定(JSON)を開くボタンで開く)。

設定例
{
  "workbench.colorCustomizations": {
    "minimap.background": "#00000055"
  }
}

色指定時にRGBの後ろに透過率(上記例では55)を指定すると透明度を設定できる。

色コードの前に表示されている四角にマウスカーソルを合わせると色指定ダイアログが表示されるが、透過率は右から2つめのスライダーを使って変更できる。

image.png

ミニマップを表示している時、ミニマップに重なる部分のエディタの表示内容が隠れてしまうのが難点だったが、透明化できることによりミニマップを表示しながらエディタの内容も見れるようになった。

(追記)
v1.61より、ミニマップのテキストの透明度も指定できるようになった。

テキスト透明度設定例
{
  "workbench.colorCustomizations": {
    "minimap.foregroundOpacity": "#000000AA"
  }
}

値の指定の仕方は背景と同じだがこちらは透過率(上記の例だとAA)の部分のみ有効でRGBの部分は無視される。

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