v1.61で追加されたペア括弧ガイド機能が改善された。
今回、ペア括弧のガイド線に対応する構文部分に下線が入るようになり、それがガイド線と繋がって表示されるようになった。つまり、この括弧の範囲はこの構文が対象だよというのが視覚的によりわかりやすくなった。
また、インデントの状態によって縦ガイド線の位置が調整されるようになった。
設定 Editor > Guides: Bracket Pairs
を true
に設定すると有効になる(デフォルトはfalse
)。active
に設定した場合はアクティブでないペア括弧のガイド線は色付けされない。
また、設定 Editor > Guides: Bracket Pairs Horizontal
を true
に設定するとアクティブでないペア括弧の横のガイド線も薄色で表示されるようになる(デフォルトはactive
)。ただし最初の設定をactive
にしていると設定が効かないので両方ともtrue
にする必要がある。
さらに、ガイド線の色もカスタマイズできるようになった。
editorBracketPairGuide.activeBackground1
とeditorBracketPairGuide.background1
が一番外側のガイド線のアクティブ色/非アクティブ色の設定項目となり、設定項目としては1
から6
の6種類ある。実際に何色使われているかは各言語(拡張子)ごとに異なる。上記JavaScriptの場合はデフォルトは3色でループしている。が、この場合も4,5,6と指定することで使用色を増やすことは可能。
また、設定editor.language.brackets
およびeditor.language.colorizedBracketPairs
を使用して、どの括弧をペア認識させるか、ガイド機能の対象にするかを言語ごとに設定できるようになった。