VS Codeではver1.62現在、文字数や行数をカウントする機能がデフォルトで存在しない。
これを実現する拡張機能がたくさん存在するがそのうちの一つのWordCounterを使用した場合の設定をメモしておく。
拡張機能のインストール
サイドバーの拡張機能アイコンをクリックしてwordc
とかで検索。アイコンが「W++」のWordCounter
のインストール
ボタンを押してインストールする。
デフォルト設定
現在開いているエディタの文字数等の情報が画面下部に表示される。テキストを範囲選択するとその範囲内についての情報が表示される。
カスタマイズ例
上記設定を設定ファイルに直接設定する場合は以下のようになる。
{
"wordcounter.include_eol_chars": false,
"wordcounter.side.left": [
"word",
"char",
"line"
],
"wordcounter.text.char": "文字",
"wordcounter.text.chars": "文字",
"wordcounter.text.line": "行",
"wordcounter.text.lines": "行",
"wordcounter.text.word": "単語",
"wordcounter.text.words": "単語",
"wordcounter.text.delimiter": " ",
"wordcounter.text.word_delimiter": ""
}
主な設定項目
VS Codeの設定画面から設定を行う場合は、画面左下の歯車アイコンから設定
を選ぶかCtrl
+,
で設定画面を開き、ツリービューの拡張機能
のWordCounter configuration
を選択すると設定項目が表示される。
改行コードのカウント
表示項目の指定
表示したい項目の追加および不要な項目の削除を行う。表示位置は左部と右部に分かれていてそれぞれに設定が可能。指定可能な項目はword, char, line, paragraph, readingtimeの5つ。
単位名称の設定
各項目の単位名称の設定。カウントが1個だった時と複数個だった時用で設定項目が分かれている。日本語の場合は使い分けがないので両方に同じ単位名称を設定することになる。
デリミタ設定
Delimiter
は項目と項目の間のデリミタ、Word_Delimiter
はカウント数と単位名称の間のデリミタをそれぞれ指定する。上記画像の見た目では分からないが、それぞれスペース2個と空文字を設定している(上記設定ファイルを参照)。