はじめに
最近いくつかの勉強会で「sli.do」を利用しているのを見かけます。
これは質疑応答に特化したサービスで、質問が匿名でできるんですよね。
日本語の記事があまり多くなかったんで、メリデメと使い方について自分なりの備忘録としてもまとめておきます。
※無料利用範囲についての記事となります。
sli.doとは
- 勉強会や会議の質疑応答に特化したサービス
- 匿名でもニックネームでも質問ができる
- 共感できる質問については「like」ボタンで共感の意思表明ができる
- 簡単な投票機能もあり、結果が回答者にリアルタイムで反映される
メリット(期待効果)
- 匿名で質問できるので大人数の場でも質問しやすい!
- みんなの質問が集まってLikeボタンで質問が厳選されるので有意義!
- (常識的に)テキストでの質問なので支離滅裂な質問が飛んでこない!
- いいねが多くもらえると「良い質問したんだな」って質問者の満足度が高まる
- いいねを押すだけで参加意識や参加満足度が高まる
デメリット&注意事項
参加者側の制約
- 質問の文字数制限は160byteまで。簡潔な質問をしましょう。
- 参加者の名前設定は一度設定すると1時間変更出来ない
- ページヘのJOINや使い方に慣れていないと参加が出来ないので、会のアイスブレイクに練習するとよい。
管理者制約
- アンケートは3問まで作成可。それ以上の場合は古い質問を消して作成が必要。予め準備しておきましょう。
- 管理画面に入れるのは1人まで。共有アカウントなど作って解決させる必要あり。
- 無料利用の場合、IDを知っている人なら誰でも入れるのでIDの管理徹底が必要。
使い方:運営者編
事前準備
イベントの作成
- 「イベントの日付(開始・終了)」と「イベント名」を入力してイベント作成
イベント情報編集
- 主に編集しそうなとこ
General
Basic Information
イベント名、日付、イベントIDの編集ができる。
イベントコードは自動で発行されるが、気になる人は任意のコードに変更したほうが良い
Customization
Present View
プレゼンテーションビューのテーマや表示質問数の変更ができる
アンケートの準備
結果収集も行うなら、スプレッドなどに結果収集用の枠作っといたほうが良いかも
Multiple choice(単一・複数選択回答)
- 質問文
- 選択肢(複数設定可)
- 複数選択の可否
- 複数選択数の最大値設定
Text(記入回答)
- 質問文
- ワードクラウド変換の可否
- 複数回の回答可否
Range(点数回答)
- 質問文
- 点数最大値
開催中
質問管理機能
質問を取り上げる
- 質問に対して回答する場合は「Highlight question」機能を使って取り扱うと親切
質問へ回答する
質問に対して管理画面から回答結果をレスする
質問をアーカイブする
- 次の話に進んだなど、質問が場にふさわしくなくなった場合はアーカイブする
- 不適切な質問はすぐにアーカイブや削除する(監視が必要)
ライブ投票管理機能
ライブ投票を行う
- 「Create poll」で必要な項目を入力しライブ投票を作成する
- 「Activate poll」でライブ投票を有効にする
ライブ投票を終了する
- 「Delete」で削除する(無料利用の場合は3つまでしか作成できないので、都度作成が必要)
- 復活はできないので、削除前にデータ保存が必要
事後対応
統計画面
- 「Analytics」タブに統計情報が作成されます
- Active users
- Questions
- Poll votes
- 必要なデータはテキストで別途保存しても良いかもですね。
イベントの削除
残してても良いですが、削除してきれいに終わりましょう。
使い方:参加者編
JOINする
- 「https://www.sli.do/」へアクセス
- 参加するイベントコードを入力して「JOIN」
質問する(質問タブ)
- 質問を入力し、匿名のままもしくは発言ユーザー名を入力して送信!
- 共感できる!いいなとおもった質問にはLIKEボタンを押す!
ライブ投票する(ライブ投票タブ)
- 質問の回答形式に応じて回答する
おわりに
以上で主要機能の説明完了となります。
実際コレを使いこなしながら進めるのは非常に大変だと思いますが、
参加者は楽しいとおもいますんで是非楽しい勉強会にしましょう!
Thankyou!