#はじめに
この記事を書いている日は2018年3月10日です。
来月、2018年4月ということで新卒の新入社員が多く入社する時期に当たります。初めて社会に出て不安や期待を持って入社してくる新人を大切にしてほしいと思っております。
私自身は2017年9月に現在勤めている会社に新卒として入社しました。
入社までは良かったのですが、入社から9日程度で客先常駐となりました。
もちろん研修はありませんでした。
そのため、この半年間仕事が上手くできず、自社の上司がイライラして暴言を浴びせるようにな状況です。(日本語分かる?、君の出た学校はおかしい等々・・・)
こんな状態になると、部下からの『報告・連絡・相談』は無くなると思っておいてください。
入社前からこのままではだめだと思い、自分で参考書を買うなどして基本的な勉強はしていますが、実務レベルに追い付くまではかなり時間がかかりそうです。
このような内容を投稿していいのか悩みましたが、
他人が自分と同じ苦しみを味わってほしくないため、今回の投稿をしました。
#ダメな上司
まず、部下から見たダメな上司を挙げていきます。
1.自分の常識が一般常識だと勘違いしている
2.教えることが甘えだと思っている
3.報連相をちゃんとしろと言う上司
1.自分の常識が一般常識だと勘違いしている
この上司にあたるとかなり大変です。新卒で入社してくる新人は大学での専攻が全く違う場合が多々あると思います。言葉一つとっても同じ言葉ではありますが、専攻が違うと全く違う意味になってしまうこともあるため、自分の常識が相手の常識にならないことが多々あります。
では、上司が部下に指導したり、上司と部下がアウトプットを共有したい場合はどのようにすればいいのか。
その場合は、指示やアウトプットを明確に伝えることが重要です。
部下が右も左も分からない時期は、特にこの点が重要になります。
上司がここまで言わなくても大丈夫だと思っていても大丈夫ではありません。
部下は理解できていると思い込んでいて、「分かりました。」と言ってしまいます。
1~10まで教えるくらいのつもりで伝えてください。
人は一定の基準まで理解できて、初めて考えることができるのです。
2.教えることが甘えだと思っている
今の自分の上司がこれに当たります。
私が右も左も分からない時期に基本設計書を書く依頼があり、過去の基本設計書を見て分からなかったら質問しろと言われました。
ただ、右も左も分からないということは質問すらできないという状態です。
質問するにもある程度の知識が重要になってきます。
質問できるレベルまでに到達していない場合は、Off-JTを行うなど対策は出来るはずです。
それもせずに部下が質問してこないから悪い、質問しないやつは消極的だ、などという一般論だけで相手を見るのは相手を見ていないことと同等かそれ以下です。
それに加えて、教えることが甘えなんて言う上司は会社を潰すために働いてるとしか思えません。
教えることが甘え、教えると自分で考えなくなるという無意味な幻想は捨ててください。
3.報連相をちゃんとしろと言う上司
みなさんは報連相が大事と言いますが、報連相という言葉がどんな中で生まれたかご存知でしょうか? 知らない場合は下記のサイトで確認するのも良いかもしれません。
報連相が持つ本来の意味を知る。意味がないかどうかは重要ではない。
報連相は部下側に大事だと一方的に指導していますが、一番大事にするべきは上司だと思います。
部下から報連相をしてほしいと思うのであれば、職場の雰囲気、風通しを良くするだけで解決できてしまいます。それでも報連相をしない人がいるのも重々承知していますが・・・。
私も高専時代に、後輩に対して報連相を徹底させようと間違った指導をしてしまったことがあります。この間違えた指導をしているときは全く報連相は機能しませんでした。
自分の失敗を認め、指導方法を変えました。
普通の会話や分からない部分をこちらから聴いて、一緒に考えました。
これだけで報連相が機能しはじめました。これをやれば良いだけなのにできていない上司がたくさんいます。
部下に報連相が大事だと言って、部下の仕事に対してフィードバックをしない上司も存在します。これは上司として信用されず、部下からの報連相なんてしてもらえるはずがありません。
#最後に
書き殴っただけの記事になってしまっています。もう少しまとめて書けばよかったです。
もし、部下を指導することになって困っている人は、自分が新卒の時にどのようなことで困っていたのか、不安だったのか、わくわくしていたのかを思い出すのが良いかもしれません。そこに新人を指導する際の一番のヒントや答えがあると思います。
そして、最後の最後に書きます。
一番ダメな上司は部下を委縮させて追い込むだけの上司です。
以上。