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PLCメモリ体系とデータの単位

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現場の皆さんお疲れ様です!

自分の勉強のため、保存用として投稿いたします!

初めの投稿はPLCメモリとデータの単位になります。

では早速入ります!


PLCの基本データ単位はBit(ビット)です。

このBitのデータ領域は 0 または 1が表現できます。
従ってポンプやファンに付いてるモーターがON・OFFになっているか表現できます。

場合の数が二つの時なら1Bitのデータの大きさで表現できます。

なら二つの以上の大き数を表現する場合は?

例えばモーターのRPM速度を表現するためには1Bitでは難しいですよね?

100RPMの場合も、101,102,103,104...など幅広い数を表現するには二つしか表現できない1Bitでは難しいでしょう。

この場合はBitを集めて大きな数を表現できます。

Bitより大きいデータの単位は以下になります。

  1. 1 Bit(ビット)

  2. 4 Bit = 1 Nibble(ニブル)

  3. 8 Bit = 1 Byte(バイト)

  4. 16 Bit = 2 Byte = 1 Word(ワード)

  5. 32 Bit = 4 Byte = 2 Word = Double Word(ダブルワード)

  6. 64 Bit = 8 Byte = 4 Word = Long Word(ロングワード)

各データの大きさが違い、各データで表現できる数の大きまも違うんですね?

もっと詳しく調べましょう

  1. 1 Bit(ビット)
     二つの数を表現可能 数字0と1を表現できます。

  2. 1 Nibble(ニブル)
     16の数を表現可能 0~15まで表現できます。

  3. 1 Byte(バイト)
     256の数を表現可能 0~255まで表現できます。
     ただし、0~255の表現は符号がない0を含む自然数の時の領域で、符号を含む整数(負の整数と自然数両方)を表現したいときは
    -128~127まで表現できます。

  4. 1 Word(ワード)
     65,536の数を表現可能 0~65,535まで表現できます。
    ただし、バイトと同じで符号を含む全体領域の整数表現は
    -32,768~32,767まで表現できます。

  5. 1 Double Word(ダブルワード)
     4,294,967,296の数を表現可能 0~4,294,967,2985まで表現できます。
    バイトとワードと同じ、符号を含む全体領域の整数表現は
    -2,147,483,648~2,147,483,647まで表現できます。

  6. 1 Long Word(ロングワード)
     ロングワードはあんま使わないですけど..
    表現可能ば数は-9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,372,036,854,775,807まで表現できます。

データ単位で表現できる値が決められた背景についてです。
‘パソコンは0と1しか知らない’っていう言葉を聞いたことがあると思います。

そうです。パソコンは2進数体系だけを理解してコントロールできます。
なのですべてのデータ単位の基本がBit(ビット)になるんです。

なら、バイトを例として表現可能な値を見てみましょう。

1Byteは上記の話したように256の数を表現でき、0~255まで表現できます。
1Byteは8Bit、つまり8個のBitです。

2進数 1 0 1 1 1 0 1 1なら

右から1番目は2の0乗
右から2番目は2の1乗
右から3番目は2の2乗になります。

スクリーンショット 2023-12-19 113803.png

PLCとPCでも同じです。
(1Byteは2の7乗まで、1Wordは2の15乗までの2進数になります)

従って、1ByteのデータはCPUが上のように認識するため
1Byte(8Bit)最大の数が255になります。

Word, Doble Word, Long Wordも同じです。

今まで調べた内容で私たちが普段使う10進数を変換したら以下になります。

10進数 = Decimal
16進数 = Hexadecimal
2進数 = Binary

タイトルなし.png

10進数の0から27までを1Byte 2進数で表せたところを見てください。


今日はここまでで、時間があるときに少しずつ投稿しようと思っています。

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