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フローの参照項目入力用コンポーネントを使ってみた

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フローの参照項目入力用コンポーネント「ルックアップ」の存在を知ったので、使い方をまとめてみました。

使い方

まずは新規フローの作成。
image.png

入力画面を作るので、画面フローを選びます。
image.png

画面要素を右にドラッグ&ドロップ。
image.png

左の列から「ルックアップ」を探して、真ん中にドラッグ&ドロップします。
image.png

右に何やらいろいろ設定項目が出てきました。
image.png
ここで検索したいオブジェクトを指定するのですが、実は検索したいオブジェクトをそのまま指定できるわけではありません。
どうやるかというと、特定のオブジェクトとその中の参照項目を指定します。
具体的な設定項目の入れ方は以下の通りです。

項目 設定内容
API 参照名 このルックアップコンポーネントの名前。「LookupProduct2」などなんでもOKです。
オブジェクト API 参照名 検索したいオブジェクトへの参照項目が存在するオブジェクトのAPI参照名(ややこしい)を指定します。
例えば商談商品の商品項目を検索する場合は、商談商品のAPI参照名「OpportunityLineItem」を入力します。
項目 API 参照名 オブジェクトAPI参照名で指定したオブジェクトの参照項目のAPI参照名(ややこしい)を指定します。
例えば商談商品の商品項目を検索する場合は、商談商品の項目の1つである「商品」のAPI参照名「Product2Id」を入力します。
表示ラベル 入力項目の上の
スクリーンショット 2020-09-11 222903.png
ここに表示する文を入れます。
レコード ID デフォルトで何らかのレコードが選択されているようにしたい場合に、そのレコードのIdを入れます。
必須 {!$GlobalConstant.True}を入れるとこの項目が入力必須になります。

例えばこんな感じに入力します。
image.png
あとは同じ画面要素にほかの入力項目を置いたり、画面要素で入力した値をレコード作成に使用したりします。

使用例

このルックアップコンポーネントを使って、商談商品を複数月分一括登録する「定期注文」というフローを作ってみました。
商談レコードから押せるボタンにしてあります。
スクリーンショット 2020-09-11 230712.png
ボタンを押すと、商品を入れる参照項目のほか、数量・初回注文日・月数を入力する画面が出ます。
image.png
入力して次へ。
image.png
12ヶ月分の商談商品レコードが作成できました。
image.png
ちなみにフローの全体像はこんな感じです。
image.png

まとめ

以上フローのルックアップコンポーネントの使い方でした。
ルックアップコンポーネントは設定項目がやや難しいですが、参照項目の入力画面を比較的手軽に作成できるので、ぜひ使ってみてください。

参考記事

フローでルックアップ機能を使う
https://note.com/relaxedly/n/na29222ac8a19
フローでのレコード検索時のユーザ支援
https://releasenotes.docs.salesforce.com/ja-jp/winter20/release-notes/rn_forcecom_flow_fbuilder_lookup.htm
フロー画面入力コンポーネント: ルックアップ
https://help.salesforce.com/articleView?id=flow_ref_elements_screencmp_lookup.htm&type=5

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