Windows 10 上に Ubuntu 16.04 Desktop 環境を構築する #Ubuntu

久々に Windows 上で Ubuntu 16.04 desktop を使うことになったので、Vagrant を使って構築しました。手順をメモしておきます。

導入環境

Windows 10 Pro build 15063 (Creators Update)
Oracle VirtualBox 5.0.36
- (最新の 5.1.x はなぜか vagrant up が失敗する)
Vagrant 1.9.3

Vagrant で Ubuntu を導入する手順

Ubuntu の設定

Timezone を Asia/Tokyo に変更

Xterm を起動し、以下を入力します。

timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
timedatectl
# "Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)" に変わっていればOK

日本語関連パッケージのインストール

sudo apt -y install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc fcitx fcitx-mozc
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"
source /etc/default/locale
echo $LANG 
# "ja_JP.UTF-8" になれば OK

日本語入力を使えるようにする

Mozc を入力方法として選択可能にする
1. Unity ランチャーの "System Settings" を起動
2. "Text Entry" をクリック
3. "Input sources to use" に以下の2つが表示されているようにする
  - Mozc (Fcitx)
  - English (US)
Fcitx の設定
1. ランチャーから "Fcitx" を入力し、 "Fcitx 設定" を起動
2. "Input Method" タブ左下の "+" をクリック
3. "Mozc" を選択して OK
4. 同様に "English (US)" も追加
5. (必要なら) "Global Config" タブで、"入力メソッドのオン/オフ" ショートカットキーを変更する

※設定画面に Fcitx が表示されていない場合、一度ログアウトして再ログインすれば出てくる模様。

(必要なら) Mozc を ATOK 変換方式にする

タスクバーのキーボードアイコンをクリックし、 "Mozcツール > 設定ツール" をクリック
"キー設定の選択" セレクトボックスから "ATOK" を選んで "OK"

(必要なら) キーボード配列を日本語キーボードに変更

/etc/default/keyboard

XKBMODEL="jp106"
XKBLAYOUT="jp"

再起動後に反映されます。

Windows 10 上に Ubuntu 16.04 Desktop 環境を構築する

導入環境

Vagrant で Ubuntu を導入する手順

最新の Box を探す

Ubuntu の設定

Timezone を Asia/Tokyo に変更

日本語関連パッケージのインストール

日本語入力を使えるようにする

(必要なら) Mozc を ATOK 変換方式にする

(必要なら) キーボード配列を日本語キーボードに変更

参考