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rbenv と ruby-build を使って macOS に Ruby の環境を構築する

Last updated at Posted at 2015-01-23

システムの Ruby に依存させたくなかったり、複数バージョンのrubyを管理したい場合に使うのがバージョンマネージャー。今回は rbenvruby-build を使って、システムの Ruby に依存しない環境を作る。ruby-build は rbenv のプラグインで、rbenv install が使えるようになる。

rbenvをインストールする

rbenv をホームディレクトリの .rbenv にクローンしてくる。

$ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv

rbenvにパスを通す

zshであれば .zshrc とか、bash であれば .bash_profile とか。

$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile

つまり、以下の設定が記述されていれば OK である。

export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"

シェルを再起動すると rbenv が使えるようになる。

ruby-build をインストールする

ホームディレクトリの .rbenv 配下に plugins フォルダがあるので、その中にクローンする。

$ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build

rbenv で Ruby をインストールする

以下のようにバージョンを指定して Ruby をインストールする。

$ rbenv install 2.2.0

すると、~/.rbenv/versions/ 配下にインストールしてきたrubyが配置される。インストールしてきた後は shim のリフレッシュをしておく。

$ rbenv rehash

使う Ruby の指定

あとは、実際に使う Ruby を指定する。グローバルに指定したいのであれば rbenv global を。ローカルで指定したいのであれば rbenv local を使う。

$ rbenv global 2.2.0

指定したあとに、パスが .rbenv 配下の Ruby を向いていれば OK である。

$ which ruby
# /Users/1000ch/.rbenv/shims/ruby

Ruby のアンインストール

rbenv を使ってインストールした Ruby は、以下のようにしてアンインストールする。ちなみにこのuninstall コマンドも ruby-build によって提供されている。

$ rbenv uninstall 2.2.0

そのままですね。

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