ストアドプロシージャの書き方

気分でストアドプロシージャを簡単にまとめます。

参考

【SQL Server】ストアドプロシージャを作成するための基礎知識

[SQL Server のストアドプロシージャを作成する]
(https://sql55.com/t-sql/t-sql-create-stored-procedure-1.php)

CREATE 文

CREATE PROCEDURE [dbo].[TEST_PROC]
AS
BEGIN
    -- 処理
END

IF, WHILEはブロックという概念でBEGIN-ENDで書くことができる。
shellscriptのdo-done的な？
for文はないらしい。

実行方法

EXEC procedure_name [arg1,arg2]

引数の指定で括弧()はいらない。

引数をとる

CREATE PROCEDURE [dbo].[TEST_PROC]
(
    @arg1 VARCHAR(max) ,
    @arg2 INT = 0 ,  ----デフォルト値
    @arg3 DATETIME OUTPUT
)
AS
BEGIN
    -- 処理
END

引数は他の言語みたいに書けて、デフォルト値も設定できる。
OUTPUTはMSの記事を参考に読んでみたけど直感的には理解できない。
OUTPUT パラメータを使用してデータを返す処理

変数

DECLARE @variable VARCHAR(max);みたいな感じで定義する。
SET @variable = 'sample';で代入できる。

CREATE PROCEDURE [dbo].[TEST_PROC]
AS
BEGIN
    DECLARE @foo VARCHAR(max);
    SET @foo = 'fooooooo';
    
    -- @fooに[FOOBAR].[BAR]の値をセットする
    -- [FOOBAR].[BAR]の値がヒットしない場合は@fooはNULLになる
    SELECT
     @foo = BAR
    FROM
     FOOBAR
    WHERE
     HOGE_PIYO = 'Fuga'
    
    -- 別にSELECTだからと言って本当にSELECT文を書く必要はない
    SELECT @foo = 'fuuuuoooo'
END

IF文

if文もBEGIN-ENDで囲む必要がある。

CREATE PROCEDURE [dbo].[TEST_PROC]
(
    @i INT = 0
)
AS
BEGIN
    IF @i = 0
    BEGIN
        --処理
    END
    ELSE
    BEGIN
        --処理
    END
END

また、IF EXISTSも使える。

WHILE文

whileもBEGIN-ENDで書く。

CREATE PROCEDURE [dbo].[TEST_PROC]
(
    @i_Hoge VARCHAR(max)
)
AS
BEGIN
    DECLARE @i BIGINT = 0;
    WHILE @i < LEN(@i_Hoge)
    BEGIN
        --処理
        @i = @i + 1
    END
END

for文がないから変数を使ってfor文みたいにする。
if文でBREAK;やCONTINUE;を書いてもいい。

CASE文もあるけどここでは書きません。
SQL Server CASEの使い方　条件分岐を見るか調べてください。

TRY-CATCH

--省略----
AS
BEGIN
    BEGIN TRY
        --処理
    END TRY
    
    BEGIN CATCH
        --処理
    END CATCH
END

例外の発生方法として、
RASERROR();に引数としてERROR_MESSAGE(), ERROR_SEVERITY(), ERROR_STATE()を渡す方法と、
THROW;で出来る。

まとめ

実務でストアドプロシージャを使ってはいないけど、INSERT文を流すときにDECLAREとかを使っていろんなデータを作ったくらい。
知ってて損はないけど、まだ使いどころがわからない。