何を書いているか
Platform Engineeringのコミュニティで「landscapeができたよ!」と言われたので読んだ内容をまとめています。
Next47という会社が出しているようです。
ソース記事:https://next47.com/platform-engineering/
要約
このlandscapeはプラットフォームが何で構成されているかに答えるものですが、これはまだ初期段階にあります。
以下の6つのカテゴリで構成されています。
- Internal Developer Portals
- Infrastructure as Code
- Platform Orchestration
- Environments
- Deployment
- Incident Management
Landscape
Developer Portal
開発者ポータルには主に以下の機能があります。
- サービスカタログ
- リポジトリ・プロジェクト生成ツール
- cookiecutterが例として紹介されている
- カスタムツールチェーン
OSSのいい例としてBackstageが紹介されている。
IaC
この分野は日本でもかなり利用例が多い気がするので説明は割愛します。
ただ、将来的にはAI/MLと統合されて予測障害検出・自動コード最適化が可能になることが予想されているようです。
Platform Orchestration
これは面白いカテゴリだと思います。
ローカル開発環境とクラウドベースのインフラ間の移行を簡素化するのがプラットフォームオーケストレーションです。
この辺りはキャッチアップできていないのですが、人間はサービスの設計と提供に集中できるようになることを目指しているようです。
Environments
大規模になると開発環境のホスティングにはお金がかかります。
多くはプルリクエストでの一時的な環境を提供しています。
これには様々なアプローチがありますが、生産リソースを正確、迅速、効率的にシミュレートする能力で評価されます。
Deployment & Hosting
Vercel, Railway, Koyebなどが該当します。
クラウドネイティブソリューションを使用して安心して展開できるよう支援するのがこのカテゴリです。
Incident Management
この分野もキャッチアップができていません。
インシデントからの学びはポストモーテムなどに限定されるべきではないとのこと。
この分野のリーダーはincident.ioのようです。