LPICの勉強をしている際にinode番号について調べてみたので自分用にまとめます。
参考記事
・inode番号とは|「分かりそう」で「分からない」でも ...
・wikipedia
まとめ
表示方法
lsコマンドにiオプションを指定すれば表示ができる。
または、findコマンドのinumオプション。
ls -li
などの併用も可。
下の写真はls -i
のみ実行した例。
一番左に表示されている番号がinode番号。(ls -li を実行しても一番左に表示される。)
inode番号の使用状況はdf -i
でみる。
IUseが100%に近いのであればそのディレクトリではファイルを作成できない可能性がある。
詳細
1.inodeの数は有限。
2.最大に達したら、いらないファイルを削除する必要がある。
3.ファイルには以下の属性を所持しなければならないらしい。
・ファイルの長さ
・デバイスID
・ファイル所有者のユーザーID
・ファイルのグループID
・ファイルシステム内でファイルを識別する inode 番号
・ファイルモード
・タイムスタンプ群
・inode を指すハードリンクがいくつあるかを示す参照カウント
これらを保持しているデータ。
4.ハードリンクの場合はinodeが同じだけど、シンボリックリンクは違う値が割り振られる。
余談みたいに書いてあったけど、
ReiserFSなどの最近のUnix系ファイルシステムでは inode を使用していないらしい。
この記事が役に立つ人は少ないと思いますが、役に立てたら嬉しい^_^です。