Analog DevicesのSDR学習キットを使って、FM受信をした記事(ADALM PLUTOでFM受信してみる)を書きましたが、USB接続ではアンテナも近くにもってくる必要があり邪魔。そこで、Ethernet接続に切り替えました。
これで、リビングでも快適に開発できるようになりました。
##必要な部材
USB On-The-Go ケーブル
PLUTOはスマホやタブレットと同様にPCからみてDEVICEとして動作しますが、LANアダプタを接続するためにHOSTに変換するためのOTGケーブルが必要です。OTGケーブルはタブレットにキーボードやUSBメモリ、Ethernetアダプタを接続するものが出回っています。ちょっと古いものはUSB1.0 にしか対応していないものもあるので、しっかり確認する必要があります。今回はBuffaloのBSMPC11C01BKを使いました。
UDB On-The-Go wikipedia
USB Ethernet アダプタ
おうちに転がっていたBuffaloのLUA3-U2-AGTはうまくいかず。LUA4-U3-AGTE-BKに代えたところうまく接続できました。
##必要な設定
Windows PCに接続し、USBドライブのconfig.txtのIPアドレスを書き換えてEject.
設定のカスタマイズ AD Wiki
でも、gatewayはここでは設定できないのかな。
[NETWORK]
hostname = [名前]
ipaddr = [IPアドレス]
ipaddr_host = [PC側のIPアドレス(元のまま)]
netmask = 255.255.255.0
[USB_ETHERNET]
ipaddr_eth =
netmask_eth = 255.255.255.0
接続テスト
真ん中にコネクタにUSB-OTGケーブルを挿し、そこにUSB EthernetアダプタをさしてHUBに接続。あと電源を接続したあとで、PCからipaddreに向けてPINGを打って返事があることを確認し、SSHで接続を確認する。
利用上の注意
PySDRの場合はadi.Pluto()でIPアドレスを指定すること。
import adi
sdr = adi.Pluto('ip:192.168.2.1')
(参考)
PySDR: A Guide to SDR and DSP using Python 5. PlutoSDR in Python