家族が中国に行くことになり、SIMフリースマホを使ってテザリング環境を作った時のメモ。
条件など
- 中国国内でもtwitter, google, lineなどを使いたい。
- 音声電話、SMSはほとんど使わない。
- iPhone(Sim Freeではない)を使いたい。
- 国内のキャリアはdocomo系のMVNO(AEONモバイル)
- 滞在は10日程度。
調べてみると、MVNOがデータの国際ローミングは対応していないとのこと。iPhoneはSIMロックがかかっているので、モバイルルータか携帯でテザリングが必要。
海外出張ではレンタル携帯やレンタルモバイルルータが定番。モバイルルータを借りて行って、wifiで接続すれば、「メッセージ」「FaceTime」、「LINE」などのメッセンジャーとIP電話で良いかと考えていた。そこは中国、金盾でgoogleやtwitterはブロックされるとか。
ホテルWiFiなどを使うならVPN接続しかないが、国際ローミングはブロックされないとの情報が得られた。だが、国際ローミングはバカ高い(SMSは1通100円、電話も着信だって100円以上する、データ通信はさらに高い)ので、お得な方法を探してみることに。
国際データローミングを検討
香港のSIMがお安いとの情報あり。
・7日間 1GB データ 中国聯通
・30日間 1GB データ 中国聯通
・通話付きのものも
現地であちこち連絡することは少ないだろうから、データのみのプランとすることに。今回は10日なので30日用を選択。
用途ごとの構成
・電話/SMS
構成:iPhone5s(docomo sim lock)+AEON SIM
Docomoの国際ローミングを利用(高いが慣れているので)
・メッセンジャー、メール
構成;simフリー携帯(Freetel priori3)+中国聯通 大中華(30日間 1GB)
・iPhoneアプリ(LINEなど)
構成:sim フリー携帯でテザリング
物品調達
Freetel priori3,SIMはアマゾンで購入。SIMは1週間くらいかかるので余裕を持って注文しておくこと。
設定
・SIMの差し込み
Freetel priori3のSIMカードスロットは、ノーマルSIMとミニSIM各1枚の2枚挿しが可能。購入したSIMをどちらかの大きさにカットして挿入する。
なお、iPhoneのマイクロSIMでお試しする場合は、位置に注意。
・APNの設定
SIMと一緒に送られた外装に設定方法がかかれている。
NAME 3gnet
APN 3gnet
を設定する。次のURLのSIM Activationが参考になる。
http://www.cugstore.com/jp/data-card/greater-china-30days-1gb.html
なお、Freetel priori3にはたくさんAPNの設定が用意されているが、間違えたり処理が重くなるので使わないAPNの設定は片っ端から削除しておくと良い。
・その他の設定
テザリングの設定など
・SIMカードや電話番号、PUKの控え
パケが不足した時に、追加購入(TOPUP)するためには、
SIMカードの番号(19桁)や電話番号(11桁)が必要。
暗証番号(PUK)はSIM カードのプラスチックカードのスクラッチを削ると表示される。これらの番号を控えておくこと。
TOPUP
予想に反してパケットを使い切ったため、容量追加(TOPUP)を行ったのだが、SIMカードのパッケージに記載されていたTOPUP用のURLが中国語のみでさっぱりわからない。
前記ページ http://www.cugstore.com/jp/data-card/greater-china-30days-1gb.html のtopping upは英語なので助かる。TOPUPの料金はHK$150とのこと。ここで参照されているサイトwww.cugstore.com/tp は英語でルビが振ってある。
ここに、前記11桁もしくは19桁の番号をセットし、クレジットカードを選ぶ。次のページで入金の額を聞かれる。このSIMは30日用であるので、HK$150-を入力する。若干ディスカウントされた値が示されるので、あとはクレジットカードなどの情報を入力することでTOPUP処理が完了する。
終わり