MacにおけるRoBoHoNへのrelease版apkインストール方法覚書です。
(ロボホンではなくタブレットにapkをインストールしたいならapkをタブレットの内部ストレージに配置したあと、ファイルマネージャでapkをタップしてインストールする方が手っ取り早いです、と念のため)
#前提条件
・MacにAndroidStudioがインストールされていること
・転送用のUSBケーブルがあること
RoBoHoNへのapkインストール方法
RoBoHoN側準備
※AndroidStudioにて開発/デバッグ実行しているRoBoHoNは以下の手続きはすでに実行済み(なはず)の為不要です。
①MacとRoBoHoNをUSBケーブルで接続します。
②ロボホン背面メニューの「設定」アイコンをタップして設定画面を起動します。
③「その他」→「開発者オプション」を表示し、開発者オプションをONにします。
④「USBデバッグ」にチェックを入れ、USBデバッグの許可に関する手続きを行います。
以上です。
RoBoHoNの通知バーのところを確認して、「MTPモードで接続」状態になっていたら、処理が完了しています。
##bash_profileにSDKのパスを通す
①ターミナルを起動し、以下を入力しエンター。
vi ~/.bash_profile
②ターミナル下部に[O]pen Read-Only, [E]dit anyway, 〜〜〜
と表示されたら、[E]キーを入力する。
③[i]キーまたは[a]キーを押して入力モードに入る。
④「export PATH=」の部分に以下を入力する。
export PATH=$PATH:/Users/(ユーザ名)/Library/Android/sdk/platform-tools
⑤[esc]キーで入力モードを抜け、「:wq」を入力してエンター。保存してターミナルに戻る。
⑥ターミナルに以下を入力してエンター。
source ~/.bash_profile
以上です。
ターミナル上でadbと入力してエンターを押したとき、説明が出てきたら手順が完了しているかと思います。
##apkファイルのインストール
①MacとRoBoHoNをUSBケーブルで接続します。
②Macのターミナルで、以下のコマンドを入力してエンターを押します。
apkファイルの欄は、apkファイルまでのパスを入力します。
(「cd ~~」コマンドでファイルのある場所まで移動して実行しても大丈夫です。)
adb install (apkファイル名).apk
以上です。
Successが表示されたらインストールが完了します。
apk作成方法
以下手順は「Keystore」が存在しない前提の手順になります。
①AndroidStudioのメニューバーから「Build」→「Generate Sined APK...」を選択する。
②Module:は「apk」(デフォルト状態)のまま「Next」ボタンを押す。
③「Create new...」ボタンを押す。
④「Key store path」に、キーストアを配置するフォルダとパスを入力する。
(「/Users/(ユーザー名)/(アプリ名)/keystore/(キーストア名).jks」など)
⑤「Key store path」の直ぐ下の、「Password」欄にパスワードを入力し、「Confirm」欄に再度同じパスワードを入力する。
⑥「Key」項目内、「Alias」の下の「Password」欄にパスワードを入力し、「Confirm」欄に再度同じパスワードを入力する。
⑦「First and Last Name」に名前を入力する。
⑧「OK」ボタンを押し、もとの画面に戻る。
⑨先程作成したKeystoreの、Key store password、Key alias、Key passwordをそれぞれ入力する。
⑩「Next」ボタンを押す。
⑪appを作成するフォルダを選択し、build typeを「release」に設定する。
⑫Sigature Versionsの「V1」※にチェックを入れ、「Finish」ボタンを押す。
以上です。
成功していれば⑪にて設定したフォルダに、apkが作成されています。
※Android7以降の端末は「V2」にもチェック推奨のようです。