はじめに
プロビジョニングファイルや証明書はDeveloper Programに紐づけても同期されないようなので、手作業でコピーしてあげる必要がある模様。
Provisioning fileのUUIDが食い違う
プロビジョニングファイルが見つからないエラーが出るとき、ローカルとサーバのプロビジョニングファイルのUUIDが食い違っているためによる事がある。
ローカルのプロビジョニングファイルを全て消したあと、Developer Programと同期したものを使う。
サーバにはDeveloper Programからダウンロードして、/Library/Server/Xcode/Data/ProvisioningFilesにコピーする。
権限がない場合は、権限を変更して構わない。
プロビジョニングファイルの位置がOSX Server4.0では/Libray/Developer/XcodeServer/ProvisioningFilesに変更されています。
証明書がない
証明書と秘密鍵をKeyChainのシステムにコピーする。
正しい証明書と秘密鍵がコピーされていないと、ビルドができずエラーとなる。
Application なんちゃら iOS7.0みたいなエラーが出る場合、これが原因だったりする。
リモートリポジトリをクローンできない
Botsを作成する際にリポジトリと通信できるか確認されるが、公開鍵を用いて通信している際にUIが対応していないので先に進めなくなる。
その時はGuestで通信するようにし、その後OSX Serverのアプリケーションからリポジトリの認証方式を変更する。
その際、SSH Keyで認証するように設定すると公開鍵と秘密鍵が、その都度生成される。
Githubやその他のホスティングサービスに登録しているキーを使うには、毎回編集する必要が模様。
実機テストに失敗する
実機テストする場合はマシンに接続していないと次のようなエラーメッセージとともにビルドに失敗する。
xcodebuild: error: Failed to build project with ** scheme **.
Reason: Xcode cannot run using the selected device.
ライブラリが見つからずビルドに失敗する
ライブラリサーチパス等が絶対パスになっていないか確認する。
テストのBuild Phasesにライブラリが追加されているか確認する。
その他
・たまにエラーになる
Test target *** encountered an error (App をインストールできませんでした。)
といったエラーによって失敗することがあるが、もう一度Integrateすると治ったりする
OTAがうまくいかない
iOS7.1から、httpsで暗号化された通信ができない端末にはOTAでアプリをインストールすることができなくなった。
SSLサーバ/クライアント証明書をサーバとiOSデバイスにインストールしなければならない模様。
自己証明書でも行けるらしいが、OSX Serverアプリケーションから証明書を追加しようとしてもうまく行かなかった。