11
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Jetson TX1をVirtualBox上のUbuntu14.04からセットアップする

Posted at

JetPack2.2を使って仮想マシン上のUbuntu14.04でJetson TX1をセットアップする方法をメモする。

環境

  • MacBook Pro 15' Mid 2014
  • OSX 10.11
  • VirtualBox 5.0.22 r108108
  • JetPack2.2

基本的にインストール画面の手順に従えばよいが、いくつかMac側で先に設定してあげなければならいことがある。
VirtualBoxにUbuntu14.04がインストール済みである前提で話をすすめる。

Network Interfaceの割当

Network Layoutを2番目でセットアップすることにする場合、MacのEthernetポートをVirtualBoxに割り当てる必要がある。
この操作はVMをシャットダウンしていないとできないので注意。

まず、Thunderbolt ethernetアダプタをMacに接続する。
次に、VirtualBoxのVMの設定画面からNetwork > Adapter2Bridge AdapterとしてMacの設定する。(Adapter1はインターネット用)
Thunderboltポートの名前を確認とEthernetアダプタの指すポートを間違わないように気をつける。

Screen Shot 2016-06-19 at 7.13.57 PM.png (71.6 kB)

割り当てるとeth1としてVM側で認識されるので、下の画像のようにインタフェースを割り当てる。
Screen Shot 2016-06-19 at 7.11.03 PM.png (278.7 kB)
Screen Shot 2016-06-19 at 7.15.04 PM.png (283.5 kB)

USBポートの割当

TX1にイメージを書き込むときにUSBを介して行うので、VM側にUSBポートを認識させてあげる必要がある。
これもNetwork Interface同様、VMをシャットダウンしていないとできない作業なので注意。

Mac側でTX1を認識させる。
まず、電源アダプタを抜き、USB-microBをTX1へ接続する。
次に、MacとTX1をUSBで接続する。
そして、TX1のPOWER BTNを押して電源を投入したあと、その左隣りのS3ボタンを2秒ほど長押しする。
最後にNVIDIA Corp.の文字がなかったらRSTボタンを押す。
LEDが2つ点灯したらMac側に認識されているはずなので、VirtualBoxのVMの設定画面からPorts > USBUSBと+の絵ボタンを押してポートを追加する。

Screen Shot 2016-06-19 at 7.07.13 PM.png (80.0 kB)

ここからVirtualBox 5.0.22 Oracle VM VirtualBox Extension Packをダウンロードし、VirtualBoxにインストールしておく。
インストールしておかないとVMでUSB2.0として割り当てができない。

UbuntuにJetPackをダウンロード

あとは、JetPackを使ったインストール方法と同じである。
ここからJetPack for L4Tをダウンロードする。
ダウンロード後はコマンドラインからchmod +xで実行権限を付与し実行すれば良い。

その他注意点

  • ストレージのサイズはデフォルトの8GBでは足りない。
    • Dynamically allocatedで100GBくらい確保しておく。
11
10
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?