はじめに
自作PCとか長年やってると勘と経験が身についてきますが、たまに経験したことのない「信じられない原因」でPCが起動しないことがあります。備忘録も兼ねて以下に書いていきます。(順次追加していきます。)
メモリが奥まで刺さっていない
「カチッ」っていうまで刺せば大丈夫だと思いますよね?
LGA775時代から自作してて初めて出会った、「カチッのさらに奥まで押し込まないとエラーを吐くマザボ。」
GIGABYTEのB550 Visionってやつですが、他のマザーボードでも同様の現象があるかもしれないので、指でぎゅっと押してみると案外メモリ周りのエラーが解決するかもです。
ディスプレイ変換ケーブルを使っている
高校の文化祭、当時の環境は第四世代i5とGTX960でした。学校の部室で自作。モニターがアナログ入力だったのでhdmi to VGAを使って接続するとPOST画面すら出ず、ビープ音が鳴り響きました。
一時間ぐらい意味が分からなかったのですが、最終的にhdmiにネイティブで対応しているモニターだと起動しました。起動後に変換ケーブルを刺すと無事に使用できたので、おそらく初回ブート時に映像変換ケーブルは地雷っぽい感じなのでしょう。また一つ勉強になった出来事でした。
CMOSのバッテリーが切れている
「CMOSのバッテリーって時刻とか設定情報を保存するだけなので別に無くても起動する」
ってのは定説っぽくて、実際ほとんどの環境だとCMOS電池なしでも起動するんですけど、稀にCMOS電池が切れたらBIOSすら立ち上がらなくなる機種も存在するようなので覚えておくといいかもしれません。