GIGABYTEから発売されたVisionシリーズ(以降はAeroシリーズと統合したっぽい??)のマザーボード、B550 Vision D-Pですが、2年使ってて結構不具合が多いのでまとめてみます。
<<構成>>
B550 Vision D-P
Ryzen7 5700G
Corsair Dominator Platinum DDR4-3200 64GB
Vision RTX 3070
メモリスロットがガバい
これは物理的な話です。今まで何十枚もマザーボードを扱ってきましたが、「メモリを差し込んだのに接触が悪くてエラーが発生」なんてふざけた現象はこれが初めて。普段から信頼性が高いGIGABYTEなだけあって少し残念。対処法はラッチが閉まった後もさらに力を込めて奥までしっかり差し込むこと。
チップセットのUSBが不安定すぎる
このマザーボードのバックパネルには6本のUSB-A端子があって、そのうち上3つはCPU内蔵コントローラーで下3つはB550チップセット内蔵コントローラーで制御している。
んでチップセット側のUSBがまぁ酷い。
重たいゲームを動かせばキーボードもマウスもブッツブツです。多分チップセットのバス帯域がカツくなると周辺機器が全部影響されるっぽい。クソ仕様です。
LianLiのRGBファンコンも内部コネクタで繋いでますが、そいつも影響されてブツブツ切れます。
これはどちらかといえばチップセット側の問題であってGIGABYTEの問題じゃないかもしれませんが、かなり致命的なのでCPU直結USB端子のみを使って対処しています。
RGB Fusionがバグる
一応グラボも同じVisionシリーズなので、相性問題は特に無いはずなのですが、RGB Fusionでグラボが検出されなくなる。これも結構頻繁なので面倒です。
要するにI/Oが不安定
さらっと思いつくのはこのぐらいですが、一言でまとめればI/O関係の不具合が結構目立つマザーボードです。BIOSを更新しても再発したり、メモリを定期的に刺し直さないといかなかったり、何かとメンテナンスに知識と体力を割かれるのはいくらオタクでも厳しい部分はあります。
来年あたりにZ790 AeroGを購入しようと思っていますが、今度はIntelとGIGABYTEを信じて期待してます。