0
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

エクスペリエンサビリティとUIデザインの重要性

Posted at

#まとめ

  • エクスペリエンサビリティとはサービスをどれくらい(再び)使いたくなるかの指標。
  • サービスを何度も使ってもらうためには、エクスペリエンサビリティを高める必要がある。
  • 優れたUIデザインでサービスへの期待感を高めることは、エクスペリエンサビリティを高める手段の1つ
  • (スタートアップ企業こそUIデザインで勝負するべき)

#はじめに
UI GRAPHICS 新版という本を読んで、UIデザインについてためになる知識があったので、自分なりにまとめてみました。
上記の()の中は自分の考えです。
できるだけ平易な言葉使い&自分なりの理解のため、正確でない表現があるかもしれません。

#エクスペリエンサビリティとは
エクスペリエンサビリティ.001.jpeg
エクスペリエンサビリティとは、サービスに触れていないユーザがサービスを使おう、使いたい(もしくは再び使いたい)とどれくらい思うかの指標です。
似た言葉にユーザビリティがあります。これはサービスを使っている時の使いやすさの指標です。
それぞれ正確に定義すると

エクスペリエンサビリティ・・・
サービスに向かっていないユーザが目標を抱き,目的が(再)発生するまでの有効性/効率/満足度/再現性と、その達成のためにサービスの利用に至るまでの有効性/効率/満足度/再現性

ユーザビリティ・・・
サービスを利用するユーザの目的達成までの有効性/効率/満足度

となります。

#サービスの継続的利用のためのUIデザインの重要性
大量の類似サービスが溢れる現代では、ユーザに「あのサービスを使ってアレがしたい」と何度も思わせる必要があります。(エクスペリエンサビリティのうちの再現性)

再現性を高める方法は2つあります。

  • 内発的モチベーション喚起
  • 低ストレスな外発的モチベーション喚起

外発的モチベーションはpush通知やメールなどのことです。あまり多いと逆にユーザが離れる原因になるため、ストレスとならないよう、できるだけユーザの日常のコンテクストに溶け込ませる必要があります。

内発的モチベーションを高める要因をイネブラ(後援者という意味らしい)と呼び、2つに分類されます。

  • 感情的イネブラ
  • 実存的イネブラ

実存イネブラの例としてはポイント還元や割引などがあります。
感情的イネブラの例としては優れたUIデザインをもつサービスの世界観から生まれる、そのサービスへの期待感があります。
割引などをする体力のないスタートアップ企業こそ、UIデザインをつくりこみ、感情的イネブラで勝負することが求められるのです。

#そもそものフィルタリングを突破するためのUIデザインの重要性
先述のとおり、現代では大量に類似サービスがあるがゆえに、ユーザは得た情報に対して無意識にフィルタリングを行なっています。
フィルタリングをパスして初めてユーザはサービスに関心を向けます。
そしてこのフィルタリングを突破するためにも、やはり優れたUIデザインが重要になります。
UIデザインから感じる世界観で、ユーザが望む情報があることを期待させるのです。

ユーザが望む情報があると期待させるには、有名メディアへの露出や新らしい技術なども有効です。
しかし、コネクションや資金力、技術力のないスタートアップは、まずこのデザインによる期待感で勝負することが求められるでしょう。

#感想
イケてるUIデザインは大事だ!
「えくすぺりえんさびりてぃ」って声に出したら噛みそう

0
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?