はじめに
この記事は、Qiita Advent Calendar 6日目の記事です。
以下の記事より、すべての記事をご覧になれます。
筆者について
- 現在高校2年生
- 水泳部マネージャー
- 生徒会長
- とある団体の代表
本編
赤字問題
このプロジェクトですが、実は次に2000円近くのコストがかかっています。(サーバーをあんなものにするのが悪いと言われればそこまでなのですが…。)ただまあまあの数には耐えることができるので、どういうふうにこの2000円を手にれるかですね。
サブスク制度にするか?
方法の一つにサブスク制度を考えたのですが、これはやめました。それには以下の理由があります。
- そもそも高校生がカード決済を受け付けることはできない。
- 自分自身が困った過去もあるのであまりユーザー、特に同じ世代の中高生にお金を払ってもらいたくない。
- 万が一のことがあったら怖い
- ユーザーからお金をいただくほどのクオリティのものができているとは思えない
ということで、サブスク制度はやめました。とても簡単な理由ですね!
チームごとの料金にする
実はこれもめっちゃ考えました。つまり、主なターゲットはスイマーであり、何らかのチームに属している可能性が高いです。なので、そのチームごとに料金を支払うというシステムにするということです。現実的な話ではこれが理想的かなとは思いますが、これにも複数の問題があります。
- チームに所属していない(つまり無所属の方)はどうするか
- どういうふうにチームに所属しているかしていないかを管理するか(←これは技術的に解決可能です)
- 承認フローが出てくる関係で時間的なコストがかなり増える
これが現実的かなって思っています。
日本水泳連盟やSEIKOに売り込む(!?)
一番非現実的な方法です。というかありえない方法です。ただ、一番このサービスが続く方法ではあります。つまり、今日本水泳連盟では「Result of Japan Swimming」というサービスが運営されていたり、SEIKOでは「超速報」というサービスがあったりするので、これと並行して本サービスを運用していただくということです。ただ言うまでもなくこの方法は一番難しいです。Result of Swimminにちょっと機能を追加しただけと思われるようなこのシステムを妥当な値段で買っていただけるとは思えないですし、メンテナンスなどが行き届くかが一番怖いところです。(個人的にはSEIKOが買い取ってくれたらなと思うんですが。)
継続性
このサービスの継続性についてです。例えば、一番近いイベントで言えば僕の大学入試が控えています。1年も経たないうちに僕のメンテナンスが著しくできなくなる期間ができてしまいます。こんなふうに、このサービスが全て僕のライフイベントに左右される可能性があり、サービスの安定性に欠けてしまうことです。(正直お金はどうにかなってもこればっかりはなんともな在らない問題なので、どうにかしなければいけません。)
ユーザー数確保
現時点でユーザーが少なすぎる。これは僕自身がSEOをしなかったり学業の傍らなのでなかなか広報活動を行えないことにあります。これも僕の年齢上の特別なケースなのですが、高校生という特性上万が一学校に迷惑がかかると学校にいれなくなる可能性があります。これも一つの大きい問題です。
以上が、現時点ででの幾らか存在するうちの割と大きな問題です。
今後の展望
それでは最後に、僕自身がこのサービスを今後どのようにしていきたいかについて記したいと思います。
水泳以外への応用
きっとこのようなサービスが必要としているのは水泳のみではありません。今後はいろいろなスポーツに対応していきたいと考えています。では、ここで考えられる現在存在しているサービスの中で似たような理想像とはどのようなものでしょうか?
数あるサービスの中で一つ挙げられるのがStravaでしょう。
僕自身もよく利用させていただいてます。実は今回もかなり参考にさせていただきました。この「様々なスポーツへのマルチの展開」という意味では、一番的確な例でしょう。ちなみに僕自身がStravaを尊敬する理由はいくつかあります。
- いろんなウェアラブルデバイスのサービスが乱立している中で一つにまとめている
- Apple Watchの標準では対応しきれてない一部のワークアウトにも対応している
ちなみに、Stravaが対応しているそれぞれウェアラブルデバイスメーカーのサービスは以下のとおりです。
本当に尊敬の面しかありません。そして、こんなふうに最終的には記録から分析までをすべてできるようなサービス展開をしていきたいと思います。
記録作業の便利性の追求
現時点で本サービスを利用していただくに至っては記録作業が本当に面倒です。これを解決するための幾らかのアイデアがあります。
- CSVによる記録の一括アップロードに対応
- 他サービスとの連携
このうち前者に関しては比較的簡単に解決できます。しかしながら、後者につきましてはかなり難しいです。例えば、StravaなどのAPIに対応してkルえているサービスは問題がありませんが、大方が対応していないです。特に日本水泳連盟やSEIKOの方々には、公開情報に簡単にアクセスできるAPIを公開していただきたいところではあります。(ただ、おそらくそれに対応するほどの需要がないことは簡単に想像できます。)
あるいは、モバイル向けにもっとチームのマネージャーや監督などが簡単に選手の記録を追加できる仕組みづくりも必要です。これは来年の4月までに対応したいと考えています。
全世界的な展開
日本でもロクに展開できてないのにというツッコミをされるかもしれないですが、個人的には世界的にローンチして行きたいなと思っています。けどまあこれに関しては収益モデルがはっきりしてからになるかなと思っていますし、僕の言語能力がそこまで長けているわけでもないのでまあまあ先にはなるでしょう。ただ、「インターネット内に国境はない」という言葉があるように、全世界からアクセスできてしまう現状が今ある以上、今後は世界的な展開を実施していきたいところではありますね。
このサービスを展開するにするにあたっての現時点での感想
まだ完全に終わったわけではないですが、一旦まとめとして感想を以下に記したいと思います。
いい勉強になった
一番は本当にこれです。これはプログラムを書くだけでなく色々な面で言えます。特に今までパソコンといえばWindowsとMacしかさわったことなかったもんですから、Linuxを勉強する良い機会にもなりましたし、あるいは法律的なとこもそうです。これに関しては法律の専門家じゃないのであってるかどうかもわからないですが、逆に法律家を目指すという選択肢もできたような気さえします。このように、まだまだ未熟ではありますがいい勉強になったというのがこれは本当にでかいです。
自分の能力を示す良い成果物
いままで正直この手のものをやってみたいとは思いながらもできてなかったところがあったり、なんとなく周りに「こいつこの手のことできるんやろな」と思われていても実際にどれだけできるかについては明示できなかったのです。このサービスができたおかげで自分の能力を示すことができる良い例となりました。もっとも、「へー」で終わられる可能性もありますが:(
自分が得意なことと苦手なことがはっきりした
自分がこれを開発したり普段から学生生活を営む中で、やはりこの若干社会人に近いようなことをすると将来の自分にはどのようなことが向いていてどのようなことが向いていないかが少しわかったような気もしました。もちろん、先入観はダメですしそれが僕自身の将来の可能性を狭めてしまう可能性もありますから、苦手なことにも今後はどんどんチャレンジしていきたいとは思っていますが、もし今後できなくても、ちょっと精神的に余裕を持つことができるような気がします。
世の中のサービスの素晴らしさを改めて感じた
世の中に転化しされているサービスの素晴らしさについて改めて気づきました。今回このサービスを展開するにあたって様々なサービスを利用して勉強させていただきましたが、本当にどれも素晴らしいものばかりです。これからも参考にさせていただきたいと思いますし、いつかそんなサービス達に肩を並べることができるようなサービスに持っていけたらなと思っています。
終わる前に
SOKFIのSNSやってます、フォローお願いします。また助言等があればぜひお願いします。
ちなみに筆者のアカウントもあるのでぜひ!
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最後に
ということで、今回でSOKFI開発秘話は終了します!ということでここで一区切りなのですが、今のところ今後どのような記事を書こうか少し悩んでいるところがあります。もしアイデア等があればコメントいただけると幸いです。引き続き、今後のアドカレ 23 の記事をお楽しみにしてください。