はじめに
この記事は、Qiita Advent Calendar 20日目の記事です。
以下の記事より、すべての記事をご覧になれます。
本編
今回の記事はExchange Online上でどのようにしてメールエイリアス機能を有効にするかです。ちなみに、今回参考にした記事は下の記事です。
この記事を見ても分かる通り、サブドメインを追加するところまではWebのGUI上からできるのですが、その後の実際にエイリアスのドメインからメールを送れるようにするにはPowerShellからの操作が必要でした。ここでは、Macしか持ってない人向けにどのようにしてエイリアス機能を有効化するかについてを書き残しておきたいと思います。
MacにインストールしたPowerShellからする方法
最初は自分のMacにインストールしているPowerShellから有効化させようとしました。この前やった時はできなかったのですがなぜか今試してみたらでいました。
とりあえずHomebrewでPowerShellをインストールしてsudo
でPowerShellを起動します。
brew install powershell/tap/powershell
sudo pwsh
あとは記載されていることをやるまでです。まずは、ExchangeOnlineのモジュールが使えるようにしましょう。
Install-Module -Name PSWSMan
Install-WSMan
Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement
ここまでできたらあとは接続してパラメーターをひっくり返すだけです。
Connect-ExchangeOnline
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
Set-OrganizationConfig -SendFromAliasEnabled $True
Get-OrganizationConfig | Out-String -Stream | Select-String “SendFromAliasEnabled”
AzureのPowerShell Onlineからする方法
僕は当時なぜか自分のMacのPowerShellからはできなかったのでこの方法を利用しました。Azure上のPowerShellからオンにする方法です。個人的にはこっちの方が楽かなと思います。なぜなら、Macより作業が半分ぐらい減るからですね。とりあえず、Azureを開いて右上からPowerShellを起動していきましょう。
これができたら、あとはほぼほぼMacの行程の半分ぐらいをやれば終わりです。
Connect-ExchangeOnline
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
Set-OrganizationConfig -SendFromAliasEnabled $True
Get-OrganizationConfig | Out-String -Stream | Select-String “SendFromAliasEnabled”
最後に
Macが用意されていない環境でもこれをやればいいだけだと考えるとMicrosoft、さすがって感じですね!とは思うけど、Google Workspaceとかもっと楽にできるしなぁ‥。