はじめに
この記事は、Qiita Advent Calendar 6日目の記事です。
以下の記事より、すべての記事をご覧になれます。
本編
自分が初めてコーディングを始めたのは2年ほど前でした、その時から昨年ぐらいまではずっとVSCodeを使っていたのですが、この度実はメインのエディターをZedというものに変更しました。開発の経緯とかの話に関しては今回は省きますので、参考までに以下の記事を載せさせてもらいます。
ということで、ひとまず編集画面を見てみましょう!
非常にシンプルですね!ちなみに、この画面は昨日のQiitaのMarkdownを表示しています。
自分的な推しポイント
こっからは自分的になんでZedを推せるかについて語りたいと思います。
早い
これにつきます。僕のVSCodeの起動はめちゃくちゃ遅いんですよ。というのも、拡張機能をインストールし過ぎているっていうのもありますし、そもそもファイルの読み込みも遅いし、保存も遅いし、まあとにかく重い。というので途中から「あ〜これはもうそろそろ別のに乗り換える時期だなぁ」と思っていたところ、この前の記事とその前の記事で紹介したAlacrittyのことを思い出して、「あ、Rust製なら早いんじゃね!」と思っていたら感が的中。VSCodeは体感起動するまでにYouTubeの広告が一個終わるぐらいですが、Zedは起動するのにアイコン押したらコーヒーを飲む間もなく起動する感じです。
クロスプラットフォーム
出ました、僕がうるさいぐらい永遠に言い続けていること。なんでそんなこだわるんでしょうかね。というのはさておき、Linuxで使えるだけでもありがたいんですけど、それ以上にArmのLinuxでも使えることは本当にポイント高いです。(参考までに、Asahiで動かしている様子を貼りつけておきます。)
さて、問題はWindowsです。Windowsの場合は自分でビルドする必要があります。が、編集機能だけ欲しい場合にはめっちゃ簡単です。(アカウントログインの機能を入れようとしたらちょっとめんどくさい)
要求要件は以下のとおりです。
- Visual Studio (MSVC v*** - VS YYYY C++ x64/x86 build tools & MSVC v*** - VS YYYY C++ x64/x86 Spectre-mitigated libs (latest))
- Cmakeのインストール(Cmakeのページ)
あとはぱぱっとビルド
# Rustのインストール
curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
# リポジトリのクローン
git clone https://github.com/zed-industries/zed
# ビルド
cd zed
cargo run --release
アカウント機能をつけたい方は以下を参考にしてください。
これけど、見た感じWebの対応も予定しているんですかね、、、?
最低限の拡張機能は整っている
普通にまあまあの数の拡張機能はすでに用意されていますし、どうやらLSP(Language Server Protocol)に対応していますのでこれで何かと対応できそうです。
VSCodeより物足りない感
さすがにVSCodeに比べたら最近できたエディターということもあって昨日が勢揃い!というわけにはいきません。そういうのを求めてる方は大人しくVSCodeを使うことをお勧めします。(例えば、Flutter開発のデバッグ中の〜とかそんな贅沢な機能はありません)
最後に
今回はZedに触れましたが、やっぱRustってすごいですね!個人的には今年はRustに惚れ込んだ年になっている気がします。来年はRustに手を出そうかな。