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Beta版のアップデートに失敗して死にかけた話。

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macのβ版アップデートにミスった中でリカバリーモードで前のOSしか表示されない方

免責事項

この方法を用いてmacOSを復元しようとして仮にデータが破損しても、いかなる場合でも筆者は責任を負いません。

何が起こった

この前、macOS Sonomaの開発者β版2から3へアップデートしようとした時の話。
なぜか、Macの電源が落ちていて、アップデートが進まなかった。
おかしいと思い、気づいて起動したらりんごループが始まり、そこからが地獄の勝負の始まりでした。

解決策①:OSの再インストール

OSのインストールがミスっただけならもう一度インストールし直したらええだけやん楽正:)
と思って普通にそれで対処しようとしたら、なんとVenture用のリカバリーのメニューが出現。
恐れつつインストールを試してみようと思うとやはりOSのダウングレードはできなくてHDDのところがグレーアウトしている。ので、次の方法を模索することに。

解決策②:ダウンロードされているはずのOSファイルからインストールメディアを作成

OS自体はダウンロードが終わっているはずなので、それもう一度全部手動で展開したらいいんじゃね?ていうかそれでインストーラー作ったら勝ち組やん楽正:)
とやろうと思ったけどどうやらフォルダ構成が変わっているらしくそもそもダウンロードファイルが見つからない。と言うか、そもそもの話でインストールメディアをそんな簡単に作れるわけがなかった。

解決策③:パーティションを分割してそこにもう一つのOSをインストール

これが一番無難な方法でした。
リカバリーメニューからディスクユーティリティを使ってパーティションをAPFSで分割して、そこにVentureをインストール。
この時に僕が困ったのが、SSDがパンパンすぎて最初はインストールできなかったこと。
こんな時は、ターミナルを使ってXcodeやVisual Studioなど重いけどもう一度ダウンロードできるソフトを消していきましょう。
普通に消す時はrmコマンドで問題ないです。

rm -R "消したいアプリ名 or ディレクトリ名"

ちなみに、これでも足りない場合は、Xcodeのキャッシュファイルを削除してみてください。とにかくXcode関連のファイルは消してみましょう。あるいは、重要ファイルに関してはSSH経由で逃してみてもいいでしょう。
これで消してパーティションを分割、できたらそこにとりあえずVentureをネット経由でインストールして、そこからSonomaにアップグレード、リカバリーモードを開いて、次はリカバリーモードにSonomaの再インストール画面が出てきましたのでそちらからインストールしました。

結論

バックアップはきちんとしましょう。
けど、Macのバックアップって難しいですよね。そう言う場合は、今回のようにパーティションを分割して最小限の環境のmacOSだけでも準備しておくと良いかもしれません。
ちなみに、かかった時間は5時間、傷ついたデータは0でした。

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