0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

[ Godot 4 ] の`@~~ var`の一覧と解説

Posted at

Godot で使える @ を使ったアノテーションは、主に変数の初期化やノードの取得を便利にするために使われる。以下、いくつかの代表的なアノテーションを一覧で解説する。

1. @onready var

このアノテーションを使うと、シーンのロードが完了した後に変数を初期化できる。

  • :
    @onready var my_node = $MyNode
    

シーンからノードを取得していつでもそのノードを使えるようになる。シーンの構築が終わった後に実行されるので、nullになる心配がない。

2. @export var

変数をエディタで簡単に設定できるようにするためのアノテーション。これを使うと、インスペクタに変数が表示されて、その値を変更できる。

  • :
    @export var speed = 10
    

ゲームの設定をエディタから直接変更できるのでスクリプトをいじらずに調整できる。

3. @tool

このアノテーションを使うとエディタ内でもスクリプトを実行できるようになる。実行時にのみ動作するスクリプトとは異なり、エディタ内でのフィードバックや操作が可能になる。

  • :
    @tool
    extends Node
    

エディタ機能を強化したり、ノードの状態をエディタ上で即座に見たりすることができる。

4. @signal

シグナルを定義するためのアノテーション。オブジェクト間の通信に使われるシグナルを作成できる。

  • :
    @signal my_signal(value)
    

シグナルを使うことで、特定のイベントが発生したときに他のノードに通知をつることでゲームのロジックを柔軟に組むことができる。

5. @const

定数を定義するためのアノテーション。この変数の値を変更できないことを示す。

  • :
    @const var MAX_HEALTH = 100
    

定数を使うことでプログラム中で間違えて内容を変更することがなくなる。


五か月前に作った記事なのですが、当時の記憶が全くないので、このまま公開します。
更新するかもです。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?