この記事では、リクルート社から新たに登場した
自然言語処理のフレームワーク「GINZA」をGoogle Colab で使ってみた感想を
記事にしてみました。この記事を参考に、GINZA のフレームワークに触れてみてください。
1. 導入
導入方法はいたって簡単で、
!pip install "https://github.com/megagonlabs/ginza/releases/download/v1.0.2/ja_ginza_nopn-1.0.2.tgz"
とセルの中に記述すれば導入完了です。
2.実行
それでは、例題にならって、以下のコードを記述し、実行してみてください。
import spacy
nlp = spacy.load('ja_ginza_nopn')
doc = nlp('依存構造解析の実験を行っています。')
for sent in doc.sents:
for token in sent:
print(token.i, token.orth_, token.lemma_, token.pos_, token.dep_, token.head.i)
print('EOS')
問題なく動作すれば、
依存 依存 NOUN compound 2
1 構造 構造 NOUN compound 2
2 解析 解析 NOUN nmod 4
3 の の ADP case 2
4 実験 実験 NOUN obj 6
5 を を ADP case 4
6 行っ 行う VERB root 6
7 て て SCONJ mark 6
8 い 居る AUX aux 6
9 ます ます AUX aux 6
10 。 。 PUNCT punct 6
EOS
と結果が表示されます。
3.最後に
今後は、この GINZA を利用して使ってみた感想などを挙げていきたいと思います。