対象
- 初めてmacOSでLaravelを触る方
ゴール
- Laravelのトップページを表示できること
- phpMyAdminとの接続を確認できること
前提
Docker Desktopのインストールが完了している
以下のサイトよりDocker Desktopのイメージファイルを入手できます。
使用するPCのチップにあったものをダウンロードし、インストールを行ってください。
手順
1. Laravelパッケージのインストール
curl -s "https://laravel.build/[アプリケーション名]" | bash
コマンドラインを用い任意のディレクトリで上記のコマンドを実行することにより、Laravelのアプリケーションが作成されます。
アプリケーション名は自由に設定できます。
例えばtest
というアプリケーション名にしたい場合は
curl -s "https://laravel.build/test" | bash
のように入力し実行してください。
Please provide your password so we can make some final adjustments to your application's permissions.
Password:
インストールの最後にパスワードを求められるので端末のパスワードを入力してください。
Thank you! We hope you build something incredible. Dive in with: cd [アプリケーション名] && ./vendor/bin/sail up
と表示されればLaravelのインストールは完了です。
2. 設定ファイルの編集
1. 作成されたフォルダ内のconfig/app.php
でタイムゾーンと言語を変更する
// 73行目付近
'timezone' => 'Asia/Tokyo', // 'timezone' => 'UTC'から変更
// 86行目付近
'locale' => 'ja', // 'locale' => 'en'から変更
タイムゾーンと言語の設定を行います。
2.フォルダ直下のdocker-compose.yml
を修正し、phpMyAdminの設定を追記する。
services:
laravel.test:
build:
context: ./vendor/laravel/sail/runtimes/8.2
#
# 中略
#
retries: 3
timeout: 5s
# 以下を追記
phpmyadmin:
image: phpmyadmin/phpmyadmin
links:
- mysql:mysql
ports:
- 8080:80
environment:
#PMA_USER: '${DB_USERNAME}'
#PMA_PASSWORD: '${DB_PASSWORD}'
PMA_HOST: mysql
networks:
- sail
# 追記ここまで
53行目付近、MySQLの設定が記載されている下に追記するのが良いかと思います。
追記の際にはインデントの深さに注意してください。(追記箇所1行目のphpadmin:
のインデントはlaravel.test:
と同じ深さになるように記載してください)
3. 起動確認
./vendor/bin/sail up -d
上記のコマンドでアプリケーションを起動することができます。
起動後にhttp://localhost
にアクセスすると、下のようなLaravelのトップページが表示されることを確認してください。
さらにhttp://localhost:8080
にアクセスすることでphpMyAdminに接続できます。
phpMyAdminのユーザー名、パスワードはそれぞれ.env
ファイルのDB_USERNAME
、DB_PASSWORD
に対応しており、デフォルトではユーザー名がsail
、パスワードがpassword
に設定されています。
ログインができればセットアップは完了です。
なおCLIで./vendor/bin/sail stop
を実行することでアプリケーションを終了することができます。
参考