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エンジニア就活でよく聞かれた10の質問とその回答

Last updated at Posted at 2024-04-03

文系出身エンジニア志望として新卒就活をした際の面接の実態を記します。頻出質問は基本的な質問ばかりなので、ESにも使えると思いますしビジネス職就活にも使えると思います。

少しでも参考になりますように。

Q.自己紹介をお願いします

A.〇〇大学〇〇学部〇〇学科、〇〇です。大学では〇〇について学んでいて、卒業論文に向けて〇〇について研究しているところです。プログラミングについては◯年の経験があります。アルバイトはプログラミングスクールの先生をしていて、Unityを使った3Dゲーム開発を教えています。本日はよろしくお願いいたします。

意識していたポイント

①なるべく簡潔に

自己紹介は一般的に1分から1分半と言われているようですが私はおそらく40秒くらいしか喋ってません。もう一つくらい何かトピックを足してもいいような気もしますが、一つ一つのトピックは簡潔であればあるほどいいと思っています。自己紹介だけでなく面接全体として、自分が長々と話すより、面接官と「お話しする」イメージで、言葉のキャッチボールを短いスパンで行うのがおすすめです。「面接してる感」がなくなりリラックスして話せるし、コミュ力アピールにもなります。

②ツッコんで欲しい話題を選ぶ

自己紹介で触れたトピックについて面接では深掘りして聞かれます。ので、アピールしたいトピックに必ず触れておくと良いでしょう。突飛な質問が来る可能性を減らすことができます。

Q.志望動機をおしえてください

A.そもそもの就活軸が「働く人をもっとハッピーにしたい」というもので。8時間、ただ苦しく働いている人が多いことに課題感を感じたし、そういったことをエンジニアリングで解決していきたいと思ったので〇〇という領域を選びました。その中で御社は〇〇に特徴があるということで、この環境であれば「働く人をもっとハッピーにしたい」という目的を見失わずに働けると思い、志望いたしました。

この質問の回答から予想される深掘り質問

  • なぜそのように思うようになったのですか?きっかけはありますか?
  • どのようにそれを実現しようと思っていますか?

意識していたポイント

就活軸に触れる

就活軸に触れた後、会社の志望動機について説明すると説得力がグッと増します。

就活軸は

  • will軸(やりがい、面白みを感じることは何か)
  • can軸(強み、できること、自分の経験の何が活かせるか)
  • culture軸(社風、周囲の環境はどんなものが良いか)
  • career軸(将来どのようなポジションに就きたいか、将来どのような暮らしをしていたいか)
  • 条件軸(初任給、休みの制度など条件は何が良いか)

この5軸についてあらかじめ考えておくと志望動機を作りやすいでしょう。上記の回答ではwill軸について触れています。

Q.入社後にやりたいことを教えてください

A.〇〇というサービスに関わっていきたいと考えています。理由としては、「働く人をハッピーに」を実現させるためにはモチベーションとかメンタルの部分が一番大事だと考えてるからです。モチベーションやメンタル管理のために、客観的に測定したりデータを集めて分析するのが〇〇問サービスだと思いますが、このサービスの開発に自分が関わることで「働く人がハッピー」である社会を実現したいと考えたからです。

この質問の回答から予想される深掘り質問

  • ポジション(フロント・バック・セキュリティなど)はどこがいいですか?
  • キャリアビジョンとしてどのようなものを描いていますか?

意識していたポイント

①ここでも就活軸に触れる

面接後のFBとしてよくいただいていたものに「やりたいことが明確である」「深く掘り下げた質問に対してもロジカルに回答できている」があります。

②プロダクト思考をアピールする

「こういう世の中になって欲しいから〇〇というサービスが必要で、なって欲しい世の中のために自分の技術力と強みを持って貢献したい」という「目的のためのプロダクト作り」というエンジニアリングに対する考え方をアピールしていました。

③あらかじめ「やりたいこと」を3つの観点から分析しておく

  • 何のプロダクトに関わっていたいか
  • ポジションはどこがいいか
  • どういうキャリアビジョンか

この3つはセットで考えていました。私はプロダクト思考でプログラミングと関わってきていたので、自然とより「プロダクトの核を作るようなキャリアを目指していきたい」「プロダクトのためだったらポジションは何でもいいな」というビジョンに落ち着きました。

例えばテックリードとか、なりたいポジションからキャリアイメージと関わりたいプロダクトを考え始めてもいいでしょう。何にせよ3つセットで考え、それぞれに矛盾がないような答えを用意しておくことが大切だと思います。

Q.なぜ文系学部を選び、なぜ〇〇学部を選んだのですか?

A.大したこと言ってない(あと身バレしそう)ので割愛。

意識していたポイント

特にありません。回答は正直何でもいいとは思います。私は大学入学前からコーディング経験があったこともあり、なんで情報系学部に進まなかったん?ということをよく聞かれていました。

学生時代に力を入れたこと(一番挑戦したこと)を教えてください

A.これも大したこと言ってないので割愛。

この質問の回答から予想される深掘り質問

  • それを始めたきっかけは?
  • 大変だったこと、周りに働きかけたことは何か?
  • (大変だったことに対して)何を意識していたか?
  • そこから学んだことはあるか?
  • もしまた同じことをするならどのようにしたいか?

意識していたポイント

①だらだら喋らない

(他の質問の回答においても言えることですが)ガクチカを聞かれたら概要だけサラッとしゃべって、あとは深掘り質問を待ちます。だらだら喋ると面接官も聞く気が失せてしまうと思うし、面接官も内容を覚えてくれない(あるいはメモを取りにくい)と思うので。

②ガクチカエピソードは「チームで何かしたこと」を選ぶ

受験とか未経験からの独学コーディングとか、アピールできることはいろいろあると思いますが、ここではチームで何かしたことを選ぶのが賢明です。リーダーである必要はなく、会社に入る以上チームワーク力とコミュ力が求められるのは必然です。

③エピソードの強さに拘らない

全然「〇〇をリリースしました!」「〇〇の代表やってました!」みたいな強い成果やリーダーシップをアピールする必要はないです。むしろ大変なことに対してどうPDCA回せたか、周りが見えているか、みたいなことをアピールできたら十分です。

自身の強みと弱みについてどのようにお考えですか?

A.これも特に大したこと言ってないです。省略。

この質問の回答から予想される深掘り質問

  • 弱みをカバーするために実践していることはありますか?
  • どうしてそのような強み(と弱み)を得られたと思いますか?

意識していたポイント

①ガクチカに関連づくことを話す

「先ほどのガクチカでも触れたんですが〇〇という強みがあると思っていて〜」と関連づけられると面接官も私のキャラクターが掴みやすくなるし、覚えてもらいやすいし、メモ取りやすいし。

②弱みは強みの反対になるようなことを話す

これも上と同じような関連付けの意識。

③「コミュニケーション能力です」とは言わない。絶対に。

コミュ力は面接全体を通して測られています。わざわざアピることではないと思います。

モチベーションが上がる時と下がる時はどのような時ですか?

A.目的意識がない時はモチベーションが低いと思います。貢献感を感じられた時、もっと頑張ろう!という気持ちになります。

この質問の回答から予想される深掘り質問

  • モチベーションが下がったときどのように対処していますか?

意識していたポイント

  • 他責に思われそうなことは言わない

例えば「周りの士気が低いときにモチベーションが落ちる」とか「やっていることがつまらないときにモチベーションが落ちる」のような話は避けた方がいいかも、と思ってます。周りの士気が低いときは周りをアゲられるようなチームワーク力と主体性のある人材でなければ欲しくないだろうし、作業内容によってモチベーションがブレるような人材も欲しくないはずです。なのであくまで自責に返せるような内容で話していました。

技術を勉強するときに意識していることを教えてください

A.割愛。大したこと言ってない。

この質問の回答から予想される深掘り質問

  • ここ最近何か新しい技術に触れましたか?
  • これから何を学びたいと思っていますか?

意識していたポイント

再現性。会社に入った時も使える学び方であるか。例えば「参考書を3周して汎用コードは頭に入ってます」とかだと実際の職場だと無駄が多そうなので、実際に働きながら学ぶならどのように学ぶか、ということを意識できていると良いと思います。

面接全体で意識していたこと

  • 面接官の質問に素直に答える

これだけです。

素直に答えるというのは「面接のための建前」と「本音」をなるべく近づけることでもあるし、「面接官の質問に対してダラダラ余計なことを喋らない」ことでもあります。この辺りを意識しておくと自然と「ロジカルに考えることができる」「コミュ力がある」という評価が自然とついてくると思います。

皆さんの就活が少しでも有意義でストレスレスなものになりますように!

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