この記事はSLP_KBIT Advent Calendar 2016 18日目の記事です。
##はじめに
この記事では自分が最近気に入っているエディタの話をしていきたいと思います。
エディタ戦争というおっかない言葉も存在していますが、
ここでは平和に話をしていきたいと思います。
世の中にはEmacsとかVimとかAtomとかメモ帳(最強のエディタ)
など様々なエディタが存在していますが、私は「CotEditor」というエディタの紹介を
したいと思います。
CotEditorはMac版しかないのでご了承ください。
##さまざまなエディタ
前にも述べたようにこの世界には様々なエディタが存在していて、使っている人が多そうなのはEmacs、Vim、Atomあたりが多い気がします。
CotEditorはEmacsとVimの二大巨塔には機能的に劣ってしまうかもしれませんが
かなり使い易いと思います。
具体的なことは次から話します。
##CotEditorとの出会い
CotEditorに出会うまでは主にEmacsとAtomを使っていました。
なぜCotEditorに出会ったのかというと、
ある普通の平日に授業の宿題をしている時にEmacsを使っていました。
すると突然Emacsが固まってしまいました(これは自分のPCの問題かも)。
プラスしてAtomも電池の消費が激しいのと重いのでどうにかならないかなと思っていました。
そんな時に、天下のGoogleさんを頼りCotEditorに出会いました。
##CotEditorのどこが良いの?
これは良いなと思ったのは以下の通りです。
- 国産のものなので初めから日本語対応
- 背景色や文字のフォントなどの設定がわかりやすい
- App Storeからダウンロードできる
- コマンドラインからの操作もできる
- 軽い!!(重要)
詳しく説明していきます。
1. 国産のものなので初めから日本語対応
Atomなどの多くのエディタは最初英語表記のことが多いです。
英語が苦手な私にとってとても苦しかったです当時は。
しかしCotEditorはそんな私に優しく日本語で接してくれました。
それだけで好印象を持ちました。
もちろん英語には慣れなければならないのですが、PC初心者などにとっては
とても良いなと感じました。
2. 背景色や文字のフォントなどの設定がわかりやすい
EmacsやVimは高機能ですが、設定が複雑になりがちです。
しかし、CotEditorは直感的に設定することができます。
これが環境設定画面になります。
見たらわかる通りどこを押せば何が設定できるかがとてもわかりやすいです。
それに既存のテーマだけでなく自分でテーマを作成して追加することもとても簡単です。
自分も見やすいように設定しました。
3. App Storeからダウンロードできる
やはりWebページからダウンロードするよりかApp Storeからのほうが安心できますよね。
4. コマンドラインからも操作できる
先ほどの設定画面の右上に連携というのがあります。
ここからコマンドラインツールをインストールすることで連携することができます。
上の画像はコマンドラインツールでできることです。
cot - ~
(~は上の画像参照)と入力すると操作することができます。
これを見るとシンプルなことしかできないようですが新規の書類を立ち上げたり、
指定した行に移動することができます。
また、上の画像のようにecho "Happy" | cot
と入力するとHappyという文字列を新規の書類に
入力された状態で開くことができます。
ターミナルで作業をしている時にメモを取りたいと思ったらすぐにCotEditorを立ち上げて
編集ができるというのはかなり魅力的だなと感じました。
5. 軽い( 重要 )
まず、自分がCotEditorを使い始めた理由がとりあえず軽いからです。
自分のPCが古くてあまりスペックが良くないので(早く変えたい)エディタが高機能すぎると
固まったり消費電力が大きかったりして苦しみました。
しかし、CotEditorは今の所そんなことも無いです。
自分がCotEditorを推す一番の理由です。
#最後に
ここまでは良いところしか挙げてないのですが、もちろん欠点もあります。
例えば、Markdown形式で書いていてプレビューが見れないということなどが挙げられます。
しかし、このような欠点をふまえてもCotEditorは良いエディタだと思います。
Mac使用者でまだ使ったことの無い人は(あんまりいないかもだけど)是非使ってみてください。
また、Mac持ってない人も参考程度にしてもらえればと思います。
しかし、私は自分と相性の良いエディタを使うべきだと考えています!!(ここが平和)